26日、全米大学バスケットボール「NCAA」の最新ランキングが発表され、前週、ハワイの
マウイ招待(NCAAの8チームを招待して行われた大会)で、ランキング1位のデューク大学を
89-87で破ったゴンザガ大学がアメリカのAP通信とコーチ協会の2つのランキングで
ともに3位から1位に浮上しました。
マウイ招待の決勝では、八村塁(宮城・明成高出/3年)がチーム最多の20得点を記録し
大会MVPにも輝きました。ゴンザガ大学が全米ランキング1位校に勝ったのは大学史上初。
“名門” デューク大学はマウイ招待に出場した過去5回は全て優勝していたが、大会通算
18戦目で初めて土をつけられたのが八村を擁するゴンザガ大学となりました。
デューク大学には、来年のNBAドラフト1巡目上位指名が予想されているR・J・バレット、
“レブロン2世”?とも言われているザイオン・ウィリアムソン、キャム・レディッシュという
怪物1年生トリオが先発で名を連ね、指揮を執るのはアメリカ代表監督として五輪3連覇した
“コーチK”ことマイク・シャセフツキー(Krzyzewski)という万全の状態で決勝に挑んだ。
ゴンザガ大学は昨年活躍した主力選手を怪我で欠いていたが、八村を中心としたオフェンスで
応戦、後半にゴンザガ大学が16点リードした場面では、会場をざわつかせた。その後反撃され
残り1分45秒には87-87の同点とされてしまったが、その28秒後、八村はバレットとの
1対1を制しシュートを成功させ(決勝点)、その後バレットのシュートを八村がブロックで
阻止し試合終了。ゴンザガ大学はチーム一丸となって名門校を撃破した。
(八村は20得点、7リバウンド、5アシスト、3ブロックだった)
この勝利が高く評価されて、ゴンザガ大学がランキング1位となったといえる。
マウイ招待決勝 http://youtu.be/oYqyzctGCHs
この大会で活躍した八村は間違いなく来年のNBAドラフト上位で指名されることになりそうです。
もっとこの活躍を日本のマスコミで取り上げてくれたらいいのにと思います。