今シーズン開幕ダッシュに成功し、首位に立っているロスアンゼルス・レイカーズ。
(9日現在:21勝3敗で首位)
レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスの最強デュオが、オフェンスで大活躍し、
2人の1試合当たりの平均得点を足すと53.6得点と強烈なインパクトを残している。
(2人ともディフェンスでも貢献しています)
しかも、レブロンはフォアードとして出場し、現在アシスト王(平均10.8アシスト)で
デイビスは、ブロックランキング2位(平均2.65回)でリバウンドも強く守備も良い。
そして、今シーズンのレイカーズはセカンドユニットの戦力が充実しているので、安心して
観ていられる。センターのドワイト・ハワードがリバウンドに強く、フォアードのカイル・
クーズマはシュート力があり、何といってもガードのアレックス・カルーソの活躍が目立つ。
(昨シーズンは、レブロンが出場していない時間帯の失点が多かった)
(レブロンの出場時間を減らすことが出来るので、それが一番大きい)
カルーソは、スター軍団において地味な存在ながら、レイカーズファンの人気は高い。
今シーズンはリーグトップクラスのディフェンスを誇るチーム内で守備の要として存在感を
発揮。フランク・ボーゲル ヘッドコーチは「スターディフェンダー」と彼を絶賛している。
「カルーソは、エリートレベルの選手。プレー映像を見ても、夏のワークアウトを見ても、
走れるし、リーチもあって、とても優れたディフェンダー。守備に関する直感がある」
「バスケットボールIQが高く、動き、手の使い方、相手を抑えられる能力やテイクチャージ
も出来る。それらを織り交ぜながら、リバウンドも奪える。彼は高いレベルでやっている」
1試合平均20.6分の出場で5.7得点2.0リバウンド2.0アシストと目立った個人成績を
残しているわけではないがセカンドユニットに欠かせない守備で違いを生み出せる選手です。
そして、ガードの選手ながら強烈なダンクを叩き込んだり、ハッスルプレーでファンを魅了し
ベンチも盛り上がります。
カルーソの活躍はレイカーズ好調の要因の一つで、NBA優勝も見えてきました。
アレックス・カルーソ キャリアTOP10 http://youtu.be/JStiKM6foHw
アレックス・カルーソは、見た目はおじさんだが、NBA3シーズン目の25歳の若手選手。
2017NBAサマーリーグで、レイカーズの選手として参加。グリズリーズの渡邉雄太と
同じように2WAY契約だったが、下部リーグからはい上がり、今年の7月に本契約を結んだ。