今週も、NBAネタで行かせていただきます。
2月6日のトレード期限が迫る中、元シーズンMVP(史上最年少で受賞)のデリック・ローズ
(デトロイト・ピストンズ/ポイントガード)に複数の球団が興味を示していています。優勝を
目指すロスアンゼルス・レイカーズ、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、ロスアンゼルス・
クリッパーズが有力で、特にレイカーズは得点能力に長けたポイントガードを探しているようです。
ローズは、度重なる怪我からカムバックし、現在ピストンズでプレーし質の高いプレーをしている。
今シーズンはベンチスタートが多いが、37試合に出場、平均18.3得点、5.9アシスト、
フィールドゴール成功率50.3%を記録し、攻撃の核となって大活躍している。過去に何度も膝に
大怪我を負っているため出場時間を制限されてきたが最近スターターとして定着している。
ローズ本人は自分を復活に導いたピストンズの環境を気に入っているが、下位に沈み、チーム再建を
考えているピストンズは、積極的にトレードを行うのではと予想されています。
レイカーズは、2大スターのレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスへの負担を減らしたいと
考えている。レブロンは35歳(ベテラン)でポジションがフォアードでありながら、ポイントガード
としてゲームメイクに務め(ポイントフォアードと呼んでいます)、デイビスは最近腰を痛める怪我を
して数試合欠場していました。ローズのように、得点が取れてゲームメイクが出来るポイントガードが
加われば、両エースの負担が軽減されるといえる。そして、プレーオフを見据えた場合、クラッチ
タイムに仕事が出来る選手が多ければ多いほど優勝への可能性が高まります。
レイカーズは、現在のチーム状況でも十分に優勝の可能性はあると思います。
チームはローズ獲得のため若手選手とドラフト指名権を手放し、
今シーズンに勝負を賭ける可能性がある。
ローズは、個人的にはとても魅力的な選手でレイカーズに加われば嬉しいが、
有望な若手を失う事を考えれば複雑な気持ちになります。
デリック・ローズ TOP30プレイ(2018年10月投稿)http://youtu.be/ybOi639tb7U
デリック・ローズベストプレイ2019-20 http://youtu.be/ArRjb_VSAjk