今日は3月11日。
早いもので、あれから9年がたちました。
震災でお亡くなりになられた方に心よりご冥福をお祈り申し上げます。
あれから色々ありましたが、徐々にあの時のことを忘れてしまいがちです。
いま、あたり前に普通の生活が出来ていることがどれだけ有難いことでしょう。
自分の周りの方々に改めて感謝いたします。
最近は予測できない出来事が多く、そしてコロナウイルスの影響で世の中が騒いでいます。
辛い時、苦しい時こそ自分を見失わず冷静になって対処したいと思います。
新型コロナウイルスの感染が各地で相次いでいます。
宮城県内でも、「ダイヤモンド・プリンセス号」からの下船者(5名)を
受け入れたとの報道もありました。
ニュースを見ていると、県内でも、いつ感染者が出ても不思議ではない状況です。
今できることは、風邪をひかないように、インフルエンザにかからないように
咳エチケットや手洗いなどで予防を心掛けるくらいでしょうか?
マスクなど予防グッズも売ってないし、入荷予定もないので不安も募ります。
予防グッズ以外の一般的な商品(中国製)も在庫不足や欠品でお客様にご迷惑を
かけてしまったり、イベント中止などで商品注文の見送り、キャンセルなどもあり、
仕事関係でも、さまざまな問題が出てきております。
また、新型コロナのデマが拡散されたり、中にはコンピュータウィルスが埋め込まれた
悪質なものもあるそうです。
情報は日々変わってきているので、信頼できるものかどうか見極めましょう。
17日(現地16日)、シカゴのユナイテッド・センターで“第69回NBAオールスターゲームが開催され、
時間無制限で行われた第4クオーターは壮絶な戦いとなり、チーム・レブロンが157‐155で勝利しました。
今回も、東西のファン投票1位の選手がキャプテンとなり、西の1位(全体1位)のレブロン・ジェームズ
(ロスアンゼルス・レイカーズ)と東の1位のヤニス・アデトクンポが、東西のファン投票などで選ばれた
選手を“ドラフト”してチームを作るシステム(今回で3回目)で行われました。
そして、今回のオールスターゲームは、先月末に事故死した “NBAレジェンド” コービー・ブライアントへ
敬意を表し、新たなフォーマットを採用した結果、NBAを代表する選手たちの本気の戦いが観られました。
【新フォーマット】第1クオーターから第3クオーターまでは、1クオーター(12分間)ごとに勝敗を決め、
最終の第4クオーターは、『ファイナルターゲットスコア』が設定され、どちらかのチームがその得点に達する
まで、時間無制限で行われる。この最終目標得点は、第3クオーターまでの合計得点が多いチームの得点に、
コービーが現役最後の10年間着用した背番号『24』を足した数字に設定されました。
第1Qは、チーム・レブロンが53-41で勝利し、第2Qはチーム・ヤニスが51-30で制して後半へ突入。
第3Qは徐々に各選手の表情が変わり始め(このクオーターは41-41)、ここまでの合計でチーム・ヤニスが
133-124とリードする形となり、『ファイナルターゲットスコア』は157点に設定されました。
勝負を決める最終Qは、両チームともスターターを戻しての真剣勝負となり、これまでのオールスターでは
あまり見られなかった激しいディフェンスにより、ファールが増え、フリースローでしか得点が入らない時間
帯もあり、終盤には判定を巡って両チームともチャレンジを行使するなど、手に汗握る予想外の展開でした。
9点ビハインドが大きく、苦しい状況と思われたチーム・レブロンでしたが、徐々に点差を縮め、終盤はワン
ポゼッションゲームとなり、ファイナルターゲットスコアに近づくと選手たちのディフェンス意識がいっそう
強まり、プレーオフさながらのハードワークがみられました。レブロンのダンクで、チーム・レブロンが
156-153としてリーチをかけると、チーム・ヤニスもジョエル・エンビードのフリースローで155-156と
迫り、どちらが勝ってもおかしくない展開になりました。
ここで、開催地シカゴ出身である、チーム・レブロンのアンソニー・デイビス(ロスアンゼルス・レイカーズ)
にフリースローのチャンスが巡ってきました。1本目を外してしまったが、冷静に2本目を沈めて試合終了。
試合後、デイビスは1本目をわざと外して、観客をさらに盛り上げてから2本目を打ったと言っていました(笑)。
第4Qハイライト https://youtu.be/K9RteI0BE7c
今回のMVP『コービー・ブライアントMVPアウォード』(今回から名前が変わりました)は、ゲームハイの
30得点を記録したチーム・レブロンのカワイ・レナード(ロスアンゼルス・クリッパーズ)が選出されました。
レナードは、「言葉にならないくらいうれしい」とコメントし、「コービーに感謝している。この賞を彼に捧げ
たい」と続けました。
新たなフォーマットが発表された時、かなり違和感がありましたが、例年のお祭りムードがなく大成功の試みと
なったと言えます。オールスターゲームでの真剣勝負は、選手の怪我のリスクに繋がる可能性もありますが、
ファンの盛り上がりと、選手たちの表情を見る限り、来年以降も継続して欲しいと思います。
キャプテン制で、チーム・レブロンが3連覇というところも見逃してはいけません。
レブロンは、オールスターゲーム16年連続16回目の出場で(すべてファン投票=スターター)、そして
ここ3年はキャプテン(ファン投票全体1位)としてチームをまとめ、見事 “スリーピート” を達成しました。
このシカゴでのオールスターゲームは、NBA史に残る大会として、ファンにも、選手にも記憶に残ると思います。
27日朝(現地26日)、ショッキングなニュースが・・・元ロスアンゼルス・レイカーズのコービー・
ブライアントがヘリコプターの墜落事故で亡くなりました。
享年41歳という若さで、次女のジアンナさん(享年13歳)とそのチームメイトの家族らとともに、
バスケットボールの練習に向かう途上のヘリコプターが墜落し、全員亡くなったそうです。
ロスアンゼルス南部のオレンジ郡に住んでいたコービーは、渋滞を避けるため、現役時代から移動手段
として、よくヘリコプターを頻繁に利用していたそうです。
26日(現地25日)、レイカーズのレブロン・ジェームズがそれまでコービーが記録していたNBA
歴代通算得点3位となり、「コービーからレブロンへお祝いのTwitterを送っていた」という記事を
見ていたばかりだったので、より衝撃的で、いまだに信じられないという感じです。
昨年末、バスケットボール好きな娘さんとレイカーズの試合を観に来ていた親子の姿が目に浮かびます。
29日(現地28日)、ロサンゼルスのステイプルズセンターで予定されていたレイカーズ対クリッパーズの
”LA対決“ は、コービー死去の悲劇を受けての配慮で延期となりました。
このニュースによると、レブロンは、前日コービーが産まれたフィラデルフィア(対シクサーズ戦)で記録を
達成し、翌日ロサンゼルスへ飛行機移動で到着した際、知人たちと抱き合って号泣していたそうです。
レイカーズは、組織全体に動揺が走っているようで、全職員に心理カウンセラーと面談を行うなどしており、
“コービーロス” の衝撃の大きさは、チーム運営側にも影響が出ていると報じられています。
今シーズン好調なレイカーズ、険しい道のりになると思いますが、優勝するしかないでしょう。
KobeBryant追悼ムービー http://youtu.be/QIrhB1wl0M8