韓国のヒットドラマ「梨泰院クラス」が日本でリメイクされ
「六本木クラス」として今夏放送されるようです。
「梨泰院クラス」は、主人公パク・セロイ(パク・ソジュン)がソウルの街・梨泰院の一角に
居酒屋を開き、仲間と共に幼いころからの因縁の相手である飲食業界の大手・長家(チャンガ)
グループのチャン・デヒ会長(ユ・ミジョン)に復讐していく姿を描いていく話です。また、
格差社会や人種差別、ジェンダー等人々が抱える悩みや、友情・愛情が描かれた作品です。
パク・ソジュン、キム・ダミ(主演女優/チョ・イソ役)等主演役者の演技も共感を得ました。
パク・セロイの独特なヘアスタイルを始め、名セリフやOST(※)等も話題になりました。
※梨泰院クラスOST「はじまり/START」(Gaho)いい曲ですよ
https://youtu.be/O0StKlRHVeE
梨泰院クラスはNetflixを通じて世界に配信され、日本では1位を記録するなど
全世界で大ヒットしました。
さて「六本木クラス」の主演はというと、主人公が竹内涼真さんで、因縁の相手が香川照之!!
(という情報が出ています)
しかし、主演を竹内涼真さんが務めるという情報に対して、ネットには「あの役はパク・
ソジュンしか無理」「韓国ドラマのクオリティは超えられない」「日本でリメイクしても
残念感しかでないと思う」という悲鳴にも似た声が続出しているそうです。
ほとんど良いコメントを見ることがありません・・・
また、主人公のパク・セロイ以上に、誰が因縁の相手 “チャンガ” のチャン・デヒ会長役を演じて
いるのかも注目が集まっています。「梨泰院クラス」は “チャンガ” の会長と、長男のチャン・
グンウォンをセロイとその仲間たちが一泡吹かせる、勧善懲悪のドラマです。
そういった意味ではチャン会長が憎ければ憎いほど、主人公を応援したくなる。チャン会長を演じ
たユ・ジェミョンさんは演技派俳優で数多くのドラマにも出ていて、ハマり役だと感じました。
日本の制作側は、チャン役に演技力抜群の香川照之さんをキャスティングする方向らしいが、
大きな間違いを起こしそうです。
「梨泰院クラス」では、チャン会長がセロイに土下座するように迫ったり、逆にセロイが
チャン会長を追い込んで土下座させるという場面があるのです。
“香川照之と土下座”といえば、誰だって「半沢直樹」を想起してしまいます。
セロイに土下座を迫っていたチャン会長が土下座する、というシーンは「半沢直樹」の
それと極めて近い感じがします。しかもそのシーンを演じていた香川さんがやるとなったら、
嫌でも「半沢直樹」のイメージが乗っかります。それで、「梨泰院クラス」の中でも
とても重要な、シリアスな場面にケチがついてしまったとしたらとても残念です。
ただ、演技力がある香川さんだったら憎たらしいチャン会長役がぴったりハマるかも知れません。
視聴率重視の制作側が「半沢直樹」との被りを意識して香川さんに出演をお願いをしたのか…
今夏放送予定だという「六本木クラス」で、“香川照之の土下座”は再び観られるのだろうか?
なんだか観たいポイントがオカシイですね。