★ 蕎麦屋の冒険はつづくのか?ぞーこー太郎は奮闘するのか?2011★

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どーもっし、ぞーこー太郎です。

ご来店ゼロの蕎麦屋を早々に仕舞って、我が家と友人3人で鮭川村へ。

ぞーこー太郎の大学時代の先輩のお寺へ、念願の押しかけツアーが実現しました。

羽根沢温泉に寄ってひとっ風呂頂きましたが、ぬるぬるした泉質で
「なめこ温泉か?!」なんて馬鹿なことを言い合っておりました。
(実際には重曹成分が含まれており、非常に温まるいい温泉でした。)


賑やかな宴会の食卓。みんなが持ち寄ったご馳走で一杯でした。


先輩の差し入れ「馬刺し」。鮮度がいい。


蕎麦も差し入れ。先輩にずっと「蔵高宿の蕎麦が食いたい」と言われていましたので、こちらも念願成就。


美味い料理には美味いお酒を。

久々の再会やメンバーの四方山話で盛り上がり、鮭川村の夜はしんしんと更けていったのでした。
どーもっし、ぞーこー太郎です。

宮崎の実家からダンボール一杯、なんやらかんやら送ってもらいました。
東京の学生時代から送ってもらっていましたが、ふるさと小包ってほんと嬉しいんですよね〜。箱を開けて中身を探るワクワク感はいつになっても変わりません。
ありがたや〜。

そんな週明け月曜日の今日は2組5名のご来店。
最初にいらっしゃった方は、なんと昨日もご来店頂いた方で「お宅の蕎麦うめえから毎日でもいいな〜」なんて、嬉しいお言葉も頂きました。

そして閉店間際に見えた、もう一組のお客様は・・・



Hands up!! 蕎麦を出せっ!!
・・・ではございません。
が、正真正銘の猟銃 ベレッタ MADE IN ITALY でございます。
あつかましくも初めて持たせて頂きました。
この辺で言う「鉄砲ぶち」の方で、ジープにかんじきをぶら下げ、
ハンチングキャップに猟友会のバッジが。
今日はヤマドリを狙ってきたそうです。ヤマドリは旨いそうです。

お客様とこんな会話が出来るのものんびり蕎麦屋の特権ですな。


どーもっし、ぞーこー太郎です。
つらら〜つらら〜つらつらら〜♪

今日は寒いなーと感じて、自宅から店まで歩いていくうちに
指先や耳がじんじんしてきたら−7〜−10℃の世界です。
−5℃以上だと寒さをそんなに感じなくなりますので不思議なものです。

そんな日曜日の今日は1組2名のご来店。
土日は雪片付けで忙しいのに蕎麦食いなんて・・・と思わずに
ご来店いただけることに感謝。


米沢 天元豚のヒレカツでございます。

そして今夜もありがたや〜の17名のご宴会でした。
昼間の分をカバー出来るので本当にありがたや〜でございます。

トンカツは小学生のときに、玉子焼きの次に覚えた料理だった気がします。
じいちゃんばあちゃんに良く食べさせていた思い出料理です。
鶏カラアゲとはまた違う、なんか作るのが面白い料理のひとつですね。


賄いは、くたくたおでんと牡蠣フライでありました〜。
こぞう!あ〜〜〜っ!
どーもっし、ぞーこー太郎です。

昨日うっかり寒さが緩んだ、なんて書いてしまいましたが
今日はきっちり冷え込みました。
除雪車も今年はフル回転ですね。



今日は1組2名のご来店でした。
一人でも二人でも食べに来て下さる方がいる限り最善を尽くさねばなりません。


「釜揚げおろしそば」
一度冷水で締めた蕎麦を蕎麦湯で温め、大根おろしやネギ、おろし生姜で
ぶっかけ風に。

まぜまぜして・・・。う、うまいじゃないか。賄いレシピお気に入りに追加決定。
@は揚げ玉をトッピングし、香ばしさとコクをプラスしてご満悦。
昼も夜も腹一杯蕎麦を食べられる幸せよ。。。
このブログに遊びに来てくださっている皆様、
「釜揚げある?」とおっしゃって頂ければお作りしまっす!


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どーもっし、ぞーこー太郎です。

大地に雪が覆いかぶさり、世界が白と灰色と時々の青空の日々を過ごしていますと、
食卓の緑がやけにまぶしいのです。
世田谷の小松菜美味かったな〜と、思い出にしばしお浸し。

相変わらず日中氷点下の日々ですが、微妙に寒さが緩んでいる気がします。
ヤマを越えた感。
そんな金曜日の今日は来客ゼロでやんした。。。
蕎麦屋は厳冬期が続いているようです。

しかしながら今夜も10名様のご宴会。
ああ、ありがたや〜。


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どーもっし、ぞーこー太郎です。大寒ですね。

白肌を 染めて温めて おでんかな
知らぬ間に うちとけあって おでんかな
おい母さん 夕餉の菜は おでんかな

お粗末m(_ _)m


というわけで、定休日でしたが、夜に13名のご宴会。ありがたや〜。
左は「冷や汁」 出し汁にうち豆や人参や椎茸などの具を入れてさっと煮たものを小松菜などの葉物のおひたしにかけて食す。
右は「バラ煮」 スーパーで豚ばら軟骨肉を発見。宮崎で良く食べていたので懐かしくて作ってみました。圧力鍋で煮ますので軟骨トロトロ。味は角煮と似たような味ですが、今回は砂糖を使わず、生姜をたっぷり入れて煮ました。

今夜のお客様は伊佐沢のりんご農家さんたちの集まりでした。
東根から剪定の達人をお迎えし、整枝の講習会があったとか。
伊佐沢はいわずと知れたりんごの名産地ですが、冬のこの寒い時期に雪の中、りんごの枝の剪定をするそうです。そしてその良し悪しで来秋のりんごの出来の九割が決まるそうです。
すごい世界ですね。

後片付けが終わって外に出ると、満月が。
積雪が月光を反射するので、辺りは結構明るいのです。
静かな月夜であります。

どーもっし、ぞーこー太郎です。

当方、長井市の伊佐沢地区は大きく4つの地区に分かれます。
上伊佐沢、中伊佐沢、下伊佐沢、芦沢です。

うちは中伊佐沢なのですが、さらに中伊佐沢北と中伊佐沢南に分かれます。

うちは中伊佐沢北なのですが、さらに三班に分かれます。
その中伊佐沢北三班がいわゆる「隣組(5人組)」です。
中北三班は13戸からなります。
うちは余所者ですが入っていますし、もう1戸、昨年引っ越してきた方がおられます。

3日前にその隣組内のおばあちゃんが亡くなりました。
今日は告別式のお手伝いでした。

ホールには3種のグループに分けられます。
親族、一般参列者、そして隣組です。

隣組内において、セレモニーホールでの告別式は2度目です。
昨年の春先に初体験していました。

セレモニーホールでの、とわざわざ断ったのは、少し前までは
自宅やお寺で行っていたものが変化したためです。

同じ隣組内で誰かが亡くなると、直ちに「葬儀委員」が召集されます。
主に旦那衆(世帯主)が全員集まります。

亡くなられた方の自宅に集まり、喪主と話し合い
葬儀委員長(お手伝いの全体を指揮する)や、悉銭(しゅせん)を集める人、
お墓を掃除する人、役場に届ける人、告別式までの段取りや当日の役割分担など
事細かに人員を配置します。
旦那衆は勤め人も自営業者も農家も、みな仕事を休んで集まります。

悉銭(しゅせん)というのは、「しゃし集め」といって、中伊佐沢北三班全戸に、〇〇さんが亡くなったということを知らせて回る役目です。
そして各戸から10円玉を受け取ります。これは手形のようなものだそうで、「確かに聞きました」という確認の意味で、不義理がないようにする為だそうです。

おなご衆(奥様方)は、裏方です。
お葬式が終わるまで、親族に代わって台所仕事や接客を担います。
買出ししたり、共同の什器を用意したり、煮しめや白蒸かしを作ったり、来訪者に対応したり。
しかし、このおなご衆の仕事は、セレモニーホール葬では必要無くなったそうです。昔は大変だったと言っていました。

今回は雪の季節ですので、納骨の段取りはありません。
昨年はこの係りで、お墓掃除をしました。

告別式では、受付に立って引き出物を渡したり、香典を預ったりします。
もちろんお焼香もします。坊さんの寸評もします。

ホールでの告別式が終わると、喪主の自宅にまた集まり、「段払い」という慰労会のような席が設けられ、仏壇の前にして、隣組衆は上座に座り、喪主や親族から慰労の酒飲みを受けます。
昔話や故人の話でひときり盛り上がると、隣組衆は全員で退席し、お役御免とあいなります。

前回の葬儀では「お念仏」といって、なが〜い数珠を全員で回しながら「なんまいだーぶ」と、長老格の方の唱和と鉦に合わせて、延々と唱えました。
そのときは初めてで感動しましたが、今回はやりませんでした。

地域の一員として、また世帯主として様々な役職や仕事がありますが、このお葬式というのは大きなイベントですね。ただし、やはり省力化、省手間化していることは否めません。時代や人々の働き方によって変化するからでしょうね。

村八分といいますが、残りの二分は火事と葬式だそうです。どんな人でもその二分に関しては地域が世話をしたそうです。

私の生まれ育った地元では全く無い文化(あるかもしれないが触れて無い)ですので、新鮮です。
田舎暮らしもいろいろあるもんです。

※これは今日聞きかじったことを記憶の範囲で書き記したため、不正確なことや不十分な記述があると思います。また、地域によっても違いがあるようです。ご容赦ください。

どーもっし、ぞーこー太郎です。

クッキーを焼く@。
BGMはレゲエの神様ボブ・マーリー。
ズンチャズンチャズンチャ♪

こぞー(3歳)が一言。

「この人、歌下手だねー」

。。。神様、ごめんなさい。

もとい、ストーブだ、カレーだ、焼き芋だ、除雪だと、
何屋だか分からなくなりそうなので一応断っておきます。
うち、蕎麦屋なんです。(冬だけですが。週休2日ですが。)
ちゃんと毎朝蕎麦打ってますからご心配なく(笑)。

本日は3組5名のご来店。
世の中から忘れられてなかったようで嬉しかったです。

そして明日、明後日と定休日ですのであしからず。



冬の夜更かしは読書に限ります。
『神田鶴八 鮨ばなし』 師岡幸夫著  1986年初版
先日お邪魔したDENTAKUJIさんにお借りしたものです。

昭和5年生まれの筆者ですが、戦前、戦中、戦後の変遷が細やかに
描かれていて、当時の東京の様子が目に浮かぶようです。

また、具体的な握り方や仕込み話、親方の言葉など
ひとつも退屈しない本ですね。
味(魚介・酢飯・塩・酢・砂糖など)のバランスと、大きさのバランスに関する
考え方が、殊に興味を引きました。

今の時代に、外食で、どれだけ手をかけて、心がこもった料理が
それ相当の値段で提供できるか、食べられる店がどれだけあるか。
また、それを望む人がどれだけいるか。考えずにはおられませんでした。


一部抜粋してご紹介します。

「野球でピッチャーがボールを投げるとき、指のかかりがよかったからというような言い方をしますが、あれと同じで、鮨屋がお鮨をにぎる場合も、じつに今日は手によくなじんでいるなと、そういうときがございます。にぎっていまして、よけいな力がはいっていないし、自分の手の中で思ったようにお鮨が動いて、自分の手がぶつかりもしなければ、じゃまもしない、決まった手順で気持ちよく、無理がなくお鮨ができて、しかも形がよくできている。

〜中略〜

ところが、正直なことを言いまして、これが本当に分かるようになったのは私が五十近くになってからです。そのまえまでは、多分、わかったようなつもりでいたんじゃないかと思います。
 たまたま五十近くになってきますと、ああ、これは理想的な感覚で出来上がったという、そういうことが自分でもわかるようになってくるものなんですね。つまり、プラスの要因は何もないのですけれども、マイナスをいくら減らせるかというのが、ある意味では仕事ですから、そのひっかかるものが何もなく、スーッとできた、ああ、それはよくできているなというのが、まれにあります。」

・・・ですって。


どーもっし、ぞーこー太郎です。


昨晩、DENTAKUJIさんにお土産に頂いた、お母さんが作った金柑煮。
宮崎の冬を思い出す、懐かしい味。うまかったっす。
宴会に来ていたおねーさんも激賞していました。

風がぴゅーぴゅー雪こんこんの今日は1組2名のご来店。
っていうか友達でしたが。。。ありがたや〜。


今日の賄いは牡蠣蕎麦。セリもたっぷりね。

午後は蕎麦屋の雪下ろし。



屋根が大きいので雪の量も多いのです。
落とした雪を親方が除雪機で飛ばしてくれます。


こぞーも雪かき。


体を動かすとやっぱりご飯がうまいなあ。カレーはうまいなあ。

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