はじめて入った居酒屋さんでの出来事。そこは若いご夫婦が二人でやっているお店「和がや」さんでの出来事。
開店して7年といってたけど、新しく清潔感あるお店でした。
ビールを1杯、2杯と飲み進める内、でてきたのが豪華なお造り。うにを真ん中に金目、イカ、鯵、マグロ、馬刺しまでが周囲を取り囲む。
さっそく日本酒に切り替え。
親方がグラスと一升瓶を手にもってくる。
ところが普通セットになって出てくる、受け皿となる小皿や升がない。そのままグラス。
片手で、ドボドボと9分目までグラスに注ぐと、そこからゆっくり注ぐが、キチンと表面張力を聞かせてピタリと止める。
3杯注いで、いずれも内村航平の着地のようにピタリ!と決める。
これにも驚いたのだが、さらにうれしくなったのが「飲んでください」の声。
さらに「もっと、減らして」と、
口を付けて少し空いたグラスに再度日本酒を注いでくれる。これまた片手で表面張力を聞かせたところでピタリと止める。
呑兵衛はもっきりを注いでもらう時に、思わず「こぼせ、こぼせ、もっとこぼせ」と心の中だ叫んでいる。
こぼし方が少ないところは、自然と足が遠のく。
ここは、「こぼせ」との心の声が出てこない。一口のんで減らしたところに、注いでもらうとお得感が倍増する。
いろんなサービスの仕方があるもんだなぁ。
たかがもっきり、されどもっきり。
※写真は「和がや」さんのもっきりではありません。もっきりをご存知出ない方のための資料です。実はおいしくって、写真を撮り忘れただけでした。^^;
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