私の祖父は6人兄妹の長男で、他の5人は全て女性だった。
長男: 幸吉(91歳まで長生き、明治34年生まれ)
長女: はな(仙台に嫁ぐ)
次女: てい(104歳まで長生き、明治39年生まれ)
三女: とめ(99歳まで長生き、明治44年まれ)
四女: けさの(東京に暮らす)
五女: たけよ(東京に暮らす)
下の二人は60代でなくなったが、他の4人は90歳までいきたので長生きの家系なのであろう。内二人は今年まで生きていた。
今年6月に亡くなった次女(てい)が104歳、
三女(とめ)がこの12月20日に99歳で亡くなった。
祖父の兄妹はすべて他界したことになる。
この二人の大叔母は、同じ山形市内に住んでいることもあり、じいちゃんが生きていた頃は年に数回は行き来があった。いつも二人連れである。
私のことを大きくなってからも「ゆぎおちゃん」「ゆぎお君」と呼んでくれて、自分の孫のように可愛がってくれた。
実は今日まで二人のことは嫁ぎ先の地名で呼んでいて、本当の名前を知らなかった。
落合(おづあい)のおばちゃんと青柳(あおやぎ)のおばちゃんである。
今日(12月23日)の青柳のおばちゃんの葬式は天童市荒谷の即円寺(真言宗)で行われた。弔辞を読んだのは孫二人と曾孫さん。
青柳のおばちゃんの下には子供、孫、曾孫が総勢67人でいることを弔辞で知った。
弔辞から伝わってくるのは、おばちゃんの優しさ、柔和な笑顔。
ほんとうに愛されていたんだなぁ。
青柳のおばちゃん、数え年100歳の人生、ほんとうにお疲れさま。
これで天国で兄妹6人全員そろったね。
うちのじいちゃんば、まだ面倒みでけろな。
さよなら。
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