高知県四万十川の上流域に生まれ育ち、縁あって盛岡で起業された又川俊三さん。
岩手県倫理法人会の初代会長として10年間重責を担い、岩手県倫理法人会の基礎を
創られた方です。
たまたま千賀の浦倫理法人会に講演にいらしてくださり、その内容に感銘を受けて
直接教えを請おうと盛岡に行ってきました。
現在はクラフトグループの会長として、やや外側から経営にあたっていらっしゃいます。
以下、クラフトグループのHPで又川会長の挨拶文をそのまま転記しました。
クラフトグループは、1978年(昭和53年)創業のクラフト産業株式会社を起源として、現在、5つの株式会社と1つの学校法人、1つの認定NPO法人からなる企業グループです。
私どもグループ事業の三本柱は、①教育関連事業 ②エネルギー・環境事業 ③健康・福祉事業です。柱の一つである教育事業の理念は、一貫して「人づくり」「地域づくり」にあります。「教育の力」こそ、国を再生させ地域の未来を創っていくものです。
ITやAIの急激な発展、働き方改革、人生100年時代等々、急速に変化を遂げる社会の中で、これまで以上に教育の重要性が増しています。そのため、新しい世の中に対応するさまざまな学びの場づくりに力を注いで行きます。また、「掃除に学ぶ会」や「マニラ育英会」等、社会貢献活動にも積極的に参加します。
ますます確かな人づくりが求められる今こそ、感謝・感動の心を活かし、“立派な日本人””づくりを目指し、地域社会、日本社会、ひいては国際社会のお役に立てるよう、努力して参ります。
『感謝感動の心を活かした立派な日本人づくり』
口で言うのは簡単ですが、それを実現させるのは容易なことではありません。
1の成果を上げるために10の努力を惜しまない覚悟が必要である、と考えています。
そして、又川さんはまさにそれを実行し続けた方だと思います。
感動大学というものを毎年開催し、4月には親孝行月間を実施し、社内教育も繰り返し
繰り返し行っていらっしゃいます。
弊社の壱岐大学の参考にしたい、というのが訪問の一番の目的でした。
まず感じたのは、私を迎える姿勢でした。
貴重な資料をこれでもかというほどご準備いただき、惜しげなく提供くださいました。
そしてしばらくはじっくりこちらの話しを聴くことに徹し、こちらから尋ねたこと以外、
こちらのためになるものに絞って語るといった具合で、奉仕の精神が徹底していると
感じました。
感動大学のスケールも大きく、著名な外部講師のお名前がズラリ並んでいました。
イエローハット創業者鍵山秀三郎氏、イカリ消毒黒澤眞次最高顧問、アジア支援機構
池間哲郎代表理事などなど。
そして、「千の音色でつなぐ絆」というプロジェクトの会長も務めていらして、その活動
にも度肝を抜かれました。https://classic-for-japan.or.jp/
陸前高田の「奇跡の1本松」で造ったバイオリンを千人のバイオリニストにリレー形式で
弾いてもらうという壮大なプロジェクト。
時の皇太子様(現天皇陛下)も2013年に演奏されたそうです。
スケールはまるで違いますが、このような大先輩に少しでも近づきたい、そういう思いで
これからも精進していきたいと思います。
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