HOME > コンテンツ

里山の木

  • 里山の木

宮城県森林インストラクター第1講は、「森林・木について」でした。

大衡村にある昭和万葉の森を講師とともに散策して、いろいろ木の特性などを教えて

いただくといったもの。

 

講師は宮城県インストラクター協会の方々です。実にいろいろ詳しい!

 

フィールドに出る前に、座学があり、まずは宮城県の里山によく見られる木を10種類

挙げてください、というのがありました。わかりますか?

 

圧倒的に多いのがコナラというのはわかっていましたが、その他となると…。

 

クリ、クヌギ、ケヤキ、ホウノキ、トチノキ、ヤマザクラ、モミ、イロハモミジ

アカマツ、と書きましたが、赤が正解、黒はベストテンには入らないそうです。

 

ベスト3は、コナラ、クリ、カスミザクラとのこと。ヤマザクラじゃなかったんだ!

 

カスミザクラは、開花時期がヤマザクラから遅れて2週間後くらいだそうで、葉に隠れて

あまり花が目立たないことから霞のように咲く桜ということでカスミザクラだそうです。

 

フィールドでは、ヤマボウシ、エゴノキ、ウラジロノキ、アズキナシ、ウグイスカグラ、

アオキ、ネムノキ、クリ、クヌギ、コナラ、アサダ、ハシバミ、トチノキ、イヌシデ

などについて、詳しく教えていただきました。

 

森林インストラクターは「自然の翻訳者」なのだそうで、そのレベルが初級から上級まで

段階が無数にあると思います。ぜひ上級レベルになりたいものです。

 

 

<エゴノキ>

果肉には毒があり、種の部分のみをヤマガラが好んで食べます。これを食べている時は

夢中になっているので、近くに寄っても逃げないそうです。秋に実験してみたいもので

す。果肉の毒は、昔は川魚を獲るのに利用したのだそうです。昔の人は実に山民ですね。

2021.06.13:yoshihiro:コメント(0):[コンテンツ]

クラインガルテン

  • クラインガルテン

クラインガルテンを知っている人はマニアックな人かもしれません(笑)。

ドイツ語で「小さな庭」という意味ですが、「滞在型貸農園」として注目を浴びています。

 

以下、WEB情報の抜粋です。

 

産業革命下、工場労働者たちは小さなアパートで貧しい暮らしを強いられ、生活環境の

悪化が社会問題となっていた。貧しい家庭の子どもたちが健康で安全に遊べるようにと

造られた「小さな庭」が、やがて自然との触れ合いのなかで家族が絆を深める場所と

なり、人々はそこで育った野菜や果物で栄養を補った。さらに第二次世界大戦後には、

食糧難を解消するためにクラインガルテンが全国に普及していったという。

 

ふむふむ。

 

 

ドイツだとこんな感じなんですね。日本はというと…。

 

まあ、日本のことは深く知りませんが、宮城県だと丸森に2か所、鳴子に1か所、

福島県下郷に1か所、これらのところは興味深く下見をしてきました。

 

直近で訪れた会津下郷の場合、オープン当時は満員御礼が続いたものの、ここ数年は

半分くらい空いていたとのこと。それが、コロナになっておととしから再び満室状態。

安心してアウトドアを楽しめる需要が急速に高まったのですね。

 

 

利用者の半分以上は首都圏在住の方。定年を過ぎ、夏はここに住んで、冬に東京に戻る

という利用者さんの話を聞くことができました。植え付けを済ませるとそれほどやること

もないので、近隣の人達とBBQを楽しんだり、周辺の温泉に行ったりしているとのこと。

 

都会暮らしに疲れた人たちには格好の癒し空間でしょう。

また週末だけ来ている人は、いわゆる「半農半X」というトレンドな生き方をされている

方々でしょう。「X」はそれぞれの固有の仕事という意味です。

 

なぜ、クラインガルテンに興味を持っているか? それはおいおいお話しします(笑)。

2021.06.06:yoshihiro:コメント(0):[コンテンツ]

宮城県森林インストラクター

  • 宮城県森林インストラクター

 

NHKの朝ドラ『おかえりモネ』の中で、主人公が下宿でお世話になっている女主人が

登米の山の大地主で、森林組合が舞台となっています。

 

自分のアンテナが立っているせいか、最近、やたらにお一人様キャンプのために山を

買ったとか、里山ブームな感じがしています。

 

以前のブログにも書きましたが、弊社も『里山林林プロジェクト』を始動し、

今、情報収集や現場体験などを繰り返しながら、その形を明確にする作業を行っています。

 

幅広い知識・幅広い体験が必要なことから、宮城県森林インストラクター講座に応募。

応募すれば誰でもなれると思いきや、定員35名に対して2倍以上の申込があったそうです。

 

小論文と面接試験を無事クリアして、過日、コロナ禍で延期されていた開講式ならびに

第1回の講座を受けてきました。

 

予想どおり、7割以上は60代と思われる方々。SDGsなど環境問題の意識の高まりを

反映してか、若い女性もチラホラ見受けられました。

 

35名の方々がどんな経歴を持っていて、どんな思いで参加して、何をなそうとしている

のか、興味津々です。土日祝日に18回の講座やフィールドワークが組まれており、

ワクワクしています。

 

知識はアウトプットしてこそ、ものになる、ということは重々承知しているので、

NPO法人宮城県森林インストラクター協会が主催する行事にも積極的にボランティア参加

して、インプットとアウトプットをバランスよく取り入れて、世の中に貢献していきたい

と強く願っています。

2021.05.30:yoshihiro:コメント(0):[コンテンツ]

壱岐大学2年目突入

  • 壱岐大学2年目突入

今年4月から、2年目に突入した壱岐大学。

HPに公開講座の様子と1年目のカリキュラムを https://iki-sangyo.co.jp/iki_university/

掲載していますので、ご興味のある方はご覧くださいませ。

 

1年目はインプットをより多く、2年目以降はアウトプットをより多く、という全体構想

があり、過日の第5講では、昨年度作成した「会社の図解」を改良して、アニメーション

なども加え、5分±30秒で壱岐産業を知らない人向けに(少しは知っている人向けに)、

プレゼンしてもらいました。

 

プレゼンの仕方などは特別講習しておらず(これから予定はありますが)、

アニメーションについても簡単にレクチャーしただけでしたが、みんなそれなりに

編集して、ZOOMの画面共有で上手にプレゼンしてくれました。

 

シチュエーションをいろいろ変えて、これからもプレゼンの機会を増やしていきたい

と思っています。知らないことは伝えられないわけで、伝えることによる学びは

とても大きいと思うからです。

 

河北新報朝刊の「座標」を半年間担当している当大学主幹講師の柴田聖一さんが、

4月24日掲載の「座標」中で、弊社の壱岐大学という取り組みを特集してくれました。

 

文脈としては、中小企業こそ社内大学を取り入れよう、という流れでした。

本当にそう思います。技術力や組織力などでは大手にかなわないとしたら、人間力で

勝負するしかありませんもの。

 

人間力というと、ズバ抜けたカリスマ性を宿した人を想像する人もいるかもしれません。

そんなことはもちろん望んでいません。

 

今のじぶんより少しでも向上したい、するのだ、そう願い、その途上にある時、

人間力は必ず向上する、あるいはすでに少しずつ向上している。

 

それでいい。それがいい。向上する気持ちを止めないことが肝心。

それを止めることは傲慢の始まりなのだそうです。

2021.05.23:yoshihiro:コメント(0):[コンテンツ]

東北フードマラソン

  • 東北フードマラソン

去年エントリーしていたのがコロナの影響で大会が中止となり、今年も中止か

と思われましたが、オンライン大会として開催する旨、連絡が入りました。

 

オンライン開催なるものは初体験。話のタネにエントリーし、連休中に走りました。

4月24日~5月5日の間にそれぞれが登録した距離(私の場合はハーフマラソン)を走り、

距離と時間がわかる時計の記録を大会本部に写メで送るという方式。

 

大会自体タイムを競うことが趣旨ではなく、そもそもそういうタイムでもなく(笑)、

友人3人と市内の七福神を巡りながらのんびり走りました。

 

途中、木町通の「あんこや」でみんなにどら焼きを振る舞い、定禅寺通で新緑のケヤキを

眺めながらプチ休憩。

 

 

仙台七福神最後の藤崎屋上恵比寿様だけは、開店前の到着だったため参拝できず、

外からのお参りとなりました。

 

GW期間中は平均21000歩。体力づくりを楽しみました。

 

2021.05.16:yoshihiro:コメント(0):[コンテンツ]