自称「地球の庭師」。
その言葉の中に、壮大な思いを巡らせています。
一般的に庭師っていうと、脚立と剪定ばさみを持って庭の手入れをする人、ですよね。
私の「地球の庭師」は、地球規模でそれを行うっていう意味ではありません。
いや、半分はそんな感じ。ぜひ地球規模でやれたらいいな。
基本的には、今住んでいるところがまさに地球。地球の中心は常に自分がいるところ。
その地球を住みやすいところにしたい、というのが地球の庭師です。
環境を整える、という点で、前週紹介したゴミ拾いもするし、今回の話のように、
近くの空き地整備も勝手に行っています。
そこは、貯水池と道路に挟まれたちょっとしたスペース。
造成当時は、スッキリしていたのに、放っておかれたから、松・漆・柳・竹などが
勝手に伸び放題。こういうところを雑然としておくと、地域そのものの雰囲気が悪く
なります。
そこで今年2月から毎週のように休日の朝約1時間、ノコギリとナタを手に、ちょっとずつ
整備を重ねてきました。
こんな竹藪を、下のようにするには、汗だくだくになります。
足かけ4カ月。終わった時の嬉しさは格別なものがありました。
もちろんまた放っておけば藪戻りですが。
地球の庭師のミッションは、単に環境を整えるだけにとどまりません。
そこに住む人たちのつながりや生きがいにまで踏み込んで考えたい、という気持ちです。
そう考えると、人生は100年では足りません(笑)。