竹取物語を思う皆既月食

地球を振り向いた姫は、地上の記憶がないにもかかわらず、目に涙を浮かべていた。
竹取物語の最後の一節である。

人の一生の終わりも、たぶん生前歩んできた全ての記憶を失い、天空に飛び立って
行くのかな、と思いつつ満月の欠ける様子を堪能しながら、様々な思いに
駆られた。










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