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ナノ技術に触れる

12月6日末広倶楽部にて、ナノテクノロジーの水に
対する応用の公聴会が、丸山食品社長の丸山芳行氏の
音頭で、開かれました。
ナノとは、数値の単位で(10億分の1)す
水の中にナノ単位の気泡を発生させ、その混合水が
水の洗浄や、植物や動物の活性化に大きな効力を発揮
するとの、研究結果が発表されており日本に、おける
最先端技術と言われているテクノロジーだそうです。
農業、医療、工業と格産業における部門で、今後限りない
応用が見込まれる分野だそうです。
20社ほどの参加で、今後地区活性化にも大きな影響を
与えそうな情報で、参加各人の活発な質問なり、意見なり
での講師との交流があり大変意義深い
公聴会でした。

老兵の半生(メーテルの雪2)

私は黙って、週刊誌を読み続けていました。
時々気になって、ちらちらと彼女の様子をみながら
彼女は、暗い車窓を眺めながら、さびしげな
横顔で、じっと座っていました。
列車が黒磯の駅に、止まったときのことです
彼女は、釜飯弁当を二つ購入し、其の一つを
「よかったら食べませんか」私に差し出し、
てくれました。
其のときから二人の会話が、始まりました。
「どこまでですか」「赤湯までです」と私、彼女は
「置賜で降りるんです」
いろいろ話をしているうちに、彼女は横浜の貿易商社
につとめていて、結婚したのですが、
離婚して、職場もやめ、実家に帰るんだそうです
なぜ、こんなに空いている中で私の前の席を
選んだのですか、と聞いてみました。
亡くなった弟の横顔に私が、どこと無く似ていたので
つい座ったのだそうです。
そんな時の時間のたつのは、すごく早いもので
たちまち、彼女のおりる置賜駅に列車は、
停車してしまいました。
無人駅に降り立った彼女。列車が発車するまで私に
手をふりながら、立ち尽くす彼女に外灯の光
を受けながら、心を締め付けるような印象で
雪は降り注いでいました。
今日の庭先に降る雪をみながら、遠い日の無人駅の
光景を思い起こしていました。
つくづく年なのかなと思える、休日でした。

老兵の半生(メーテルの雪1)

12月6日久しぶりに、自宅でごろごろする
夕方から又出かけなくてはならないのだが
昨日、友人より電話があり元気でいるか、との
気遣いの電話でした。実は毎日書いてるブログを
此処一週間くらい、ぴったり止めていたのです。
いろいろ珍しく会社での出番が、多くついつい
止めていたのでした。
炬燵の中に入って、雪の降りしきる庭を見ている内
に、ふと遠い昔の夜の無人駅のホームを
思い出していた。
上野駅発の最終列車の座席で、雑誌を読んで発車
を待っている、「よろしいですか」
と声をかけられ顔を上げると、私より5っ位年上の
年のころ27、8の女の人でした。
「どうぞ」と答えるとあいている私の
前座席に腰を下ろしました。
外套の端が、私の前を翻りとてもいい香りが、再度
顔をその人に向かわせました。
実は列車内は、がらがらに空いていて、空いている
座席は沢山あったのです。
なぜ私の前に座ったのか、其のときは考えもしません
でした。
細身の体に、紺の外套其の襟と袖口には、フワフワした
同色の毛飾りがついており、スカートから下のすらりと
横に揃えた足はロングブーツで、覆われていました。
顔も中々の美形で、今で言うハーフ的雰囲気であり
思わず心の中で「こりゃ銀河鉄道スリーナインの
メーテルだな」と叫んでいました。
つづく

須坂市(ほくしん流中締め)

  • 須坂市(ほくしん流中締め)
懇談会が終わり、懇親会の中で須坂市の方々と、旨い地酒
を酌み交わしながらの交流は、当方の若い人たちには
かなり勉強になったようです。
さて私はとても変わったといいましょうか、
とても厳かな酒宴の締め儀式を経験してまいりました
五名づつ並列に対面し、その間に5個の杯を並べ
厳かな詩吟の歌いがまず始まります。
それが終わると、主賓側の人たちに対面する、もてなし側の
人たちが、酒を杯に注ぐ、注がれたほうは杯に、ちよっと
口をつけ下に置く、その後今度はもてなし側に、
酒を注ぎます。つがれた相手は、其の杯を一気に飲み干す。
すると、今度は別の歌い手が、三副一対の祝いを歌う
それが終わると、その場を締める人が、三回手をたたき
それを2回繰り返し、其の後締めの口上を述べる。
其の後全員で拍手の元、宴会が終了となる
なかなか厳かで、おもてなしの心豊かな儀式でした。
私がその締め役に指名されたことは、貴重な体験で
大変ありがたく名誉なことであったと、思いました。

須坂市(懇談会)

企業見学を終え、須坂温泉「古城壮」での懇談会が開かれ
須坂市、長井市両地域における共通項目である
地域活性化の基本、人材育成についてさまざまな
視点から、意見の交換を行いました。
行政からは須坂市副市長の井上氏をはじめとして
産業アドバイザーの方々、各企業の幹部の方々、須高地区
高校を考える会の正副会長さん等の方々、当方からは、
市商工観光課 横山補佐、会議所高橋主任合わせて
9名で懇談会に望みました。
大変有意義な、懇談でした。