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世相の反映か?高校定員割れ

長井工業高校の機械システム科の0.68と言う定員割れには
少なからず、がっかりさせられた。
推薦を含めても全体で0.9の大幅定員割れ。
現在の金属製造業の大不況を受けての、保護者の方々の意向が
機械システム科を、敬遠する傾向に走ったのか。
従来長井工業高校における花形学科の機械システム科の、凋落
に、我々地元金属製造業に関しては、少なからず危機感を感ずる
地元産業の中で、なんといっても製造業の衰退は地域活性化の
弊害あるいは、失業率の増大にも関わるおおきな要因になって
いるのは間違いない事実である。
我々に課せられた、大きな問題でもある。一方
景況の一時的な良し悪しで、進路を左右する短絡的な
考え方、あるいは定額給付金的発想の元で動く町政の
施策には、地方疲弊に対する無策無能な政治家の姿が見える
国政も含め金で、人気をとる考え方はいつまで続くのか。
「我田引水的」発想の中での、地方活性化はもう成り立たない
地域間の連携連帯の中での、教育システムあるいは産業システム
の構築に、行政的手腕を発揮していかなければと思う。

岡山県津山商工会議所情報化推進特別委員会の方々来市

2月23日西置賜産業会との懇談会をいたしました。
委員長の日笠春夫氏を筆頭に、友末氏、池田氏、宮田氏、沼氏
小坂氏の6名の方々で、産業界からは吉田、佐藤、横山の三役と
理事の四釜雅之、小関、斉藤の各理事と会議所高橋、商工から大沼
の8名の参加で懇談が行なわれました。
津山市は人口10万で江戸時代の初めに津山城が築かれて以来
商人や職人の活気がみなぎっていた町で、昔の面影を今に残す
町並みは津山情緒がたっぷりの町だそうです。
◎懇談の内容は長井工業高等学校との連携について
◎西置賜産業会の事業について
◎業況当の意見交換
上記の内容について、懇親会も含め様々な面で親交を深めました。
10月ごろには、産業界で津山市を訪問する計画も話しになり
当方としても意義深い懇談でありました。

2月23日 長井経済再生最終戦略会議

最初に一橋大学教授 関 満博氏の基調講演で始まる。
「農、工、商連携による産業おこし」の題目の基
様々な各地で、行なっている事例をあげて新しい産業の
あり方を述べられました。
市町村合併による、市町村の変化の中で合併を拒否して、自立
して成功している例、合併で埋没した例、疲弊してだめになった
例などの話の中で、地区民の連帯意識と一人一人が、手作りの
努力の中に新しい地域活性化の鍵があるとの、お話でした。
◎まちなか活性化構想部会の今後の展望では
街中のハード的整備を目指せば、活性化なるとの要旨に
がっかりさせられた。産業全体の連携連帯による地区民全体の
意識の持ち方等の、ソフト面には一言も触れられていない従来
の形に依存する古い概念の発想であった。
◎観光マーケティング構想部会のまとめは
現在行なっている数々のイベントに対しての分析と、学術的手法
の羅列の感あり、評論家的言葉の羅列で他人事に感じられ
さすが学者のまとめた要旨だなと、肝心の芯がなかった。
◎工業振興構想部会の中間まとめ
地域全体の資源「集積技術、人材、水や農産物、景観」等を鑑みて
連帯連携の中で、一転集中の当地区工業のイメージ戦略を図り
ロボット「広告塔」の町長井のイメージを確立し
他の分野との連携による試作作りを試み、地産地消の目標と
環境もターゲットにした地域産業モデルを構築していく工業界の
意思の統一を図っていく。
中々的をえた報告になっていました。
現在すでに農工連携による試作作りが始まっており、又商工連携の
PRロボットの試作計画も、西置賜産業会の次世代グループの
若手のなかで、計画されている。

2月23日 仕事以外の忙しさ

本日から 4日連続で様々な会議出席があり
モチベーションを維持するには、いいのかなと慰めています。
経営者にとって、ピンチの期間いかに、心が切れないで
平常の気持ちを保つかが、必要であろうと思います。
其の情況情況で頭の切り替えを、行い目的を作り出していく
有形の投資だけでなく、無形の投資も又いずれ芽を出していく
こともあろうと考えるべきで在りましょう。
必要とされている間は、仕事に関係ない事柄でも、人間として
社会に参加し続けられることは、幸せな事柄だと思って
今日もハッスルしょう。

第318回会議所常議員会(2月18日)

  • 第318回会議所常議員会(2月18日)
横沢会頭及び中島福会頭出席のもと、平成20年度の減額補正予算
21年度の重点施策当について、審議いたしました。
会頭挨拶の中で、現況経済の分析で先進国の、給与高騰による
コスト高で、発展途上国との競争力は、急激に衰退している
傾向があり、今後ますますコスト意識が重要な製造戦略となり
製品の機構そのものを見直し、大きくチェンジする発想のもと
開発していかなければ、日本の製造業は衰退の一途をたどる
であろうとの、内容でした。人件費をいかに掛けないで
生産できる、システムの構築こそ、重要であるだろう。