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蛍の光

自動車関連企業の、受注悪化は消費者マインドの落ち込みに
伴って、月を追うことに悪化の増大を続けており
それに伴い工作機械等の設備業界は、一部90パーセント減
と言うような、恐ろしい現象が起きていると聞く。
そんな中、わずかではあるが明るい兆しが見え始めている
ホンダは10日、2月6日に発売した新型車「インサイト」
の累計受注台数が、発売後約1カ月で約1万8000台に上ったと発表。
これは月間販売計画数5000台の3倍以上の受注台数。また
2月の登録台数では、登録車の車名別で第10位、
ハイブリッド車としてはトヨタの「プリウス」を抜き第1
位となったと発表されている。
製造業における、自動車関連の影響は、自動車関連が「くしゃみ」
をしただけで、風邪を引くし中小企業の末端では、肺炎を起こし
高熱のため、体が動かなくなるほどである。
目下、不振にあえぐ自動車産業だが
近い将来、ハイブリッド車や周辺部品の開発・改良に向けた競争が
一層激化することが予想され、いずれは周辺の関連会社などへも、
その恩恵が巡ってくると思われる。
すでにハイブリッド車関連の、半導体デバイス等の製造企業や
部品メーカー等の企業では、増産体系を確立していると言う。
県内企業の中にも、プレス、コネクター等の企業のなかに、
4月からの増産を得意先より支持されている
企業がちらほら出ているようであります。
春の開花とともに、蛍の光が見えてきたようであり
我々も心を切らさないで、もう少しの時間 偲んで耐えていこう。

忘我のひと時

作業服姿、スーツ姿、ジーパン姿、様々なファッションで
年齢も20代から60代まの老若男女が、カウンターで
ボックスで、酒を酌み交わしている。
健康的な足を自慢げに、見せ付けるミニスカートをはいた
20代の女の子が、忙しげに酒を運んだり、客と一緒にマイクを
握り他の客には、お構いなく声を張り上げる。
夜のスナックのひと時の情景である。
皆、職場や家庭では、見せたことのない顔で飲んだり、話したり
歌ったり、店の女の子との話に夢中になったり、忘我の境地である
そんな時間は、刹那のように早いが、家路に帰る
後ろ姿がガス抜きしたように、すっきりしている。
人は、時として家族を忘れ、職場を忘れ、年齢を忘れ
自分を縛っているすべての柵(しがらみ)から、開放されたいと
願う時がある。究極のそれらの願望が「死」だと
言われていますが、最近不況のせいもあってか、自らの命を
絶つ事例が非常に多くなっていると言われている。
立派で、真面目な人ほどその傾向が、強いと言われる。
程ほどに頑張って、程ほどにまじめでいよう。
時には不真面目で、義理を欠き、怠けて見るのもいいじゃない。
たまにはスナックへでもいって、若い子と話をしたり、カラオケ
したり、ちぉい悪おじさんを、体験してみてはいかが。
柵(しがらみ)もなんのそのと、きっと思えるから。

68回目の誕生日

昨日3月15日68回目の誕生日を、迎えた。
此処までたどり着いたことには、感無量である。
一つの大きな人生の区切りでもある。
会社をおこして38年。父親が他界したのがのが、
今専務をしている長男が、小学校入学の年である。
くしくも私もその父親の年になり、長男の娘が今年小学校
入学である。不思議な因果を感じる。
この一年を、乗り越えることによって、ようやく自分も父親の
人生を超えることになると、思っている。
だからこそ、この誕生日は私にとって、とても意義深いものと
思っているのである。昨日は孫と長男の合作の手作ケーキと妻の
おごりで、大好きな焼肉を食べ、生きている幸せをつくづく
感じた一日でした。

「独立自尊」の低下

今年ももうすぐ、新入社員の講習が始まろうとしている。
電話の受け取り方とか、挨拶の仕方、人との接し方あるいは
社会に参入するための心構えとかが、いつも主流項目だと
聞いています。
ここ数年の新規入社した社員を見ていると、在学中にもう少し
メンタルな面を、教えてもらいたいような気がしてならない。
慶応義塾大学の創立者、福沢諭吉の言葉に「独立自尊」と言う
「教育の原点」ともいえる言葉がありますが、この事は企業に
おいても、人材教育の中で最重要な事柄であります。
その意識を社員がどれほど認識しているかによって、
企業の活性化が,有る・無し・の評価となるからです。
独立とは説明するまでもなく、自立することであり、自尊とは
自分で自分の優れている面を自覚し、自信をもって自己を
尊重しながら歩むことであると、解釈できます。
しかしながら、自分はどうせ駄目人間だからと、自分から行動を
起こそうとはせず、指示なしでは動こうとしない、いや動けない
社員が増えていると聞きます。
特に、技術等や開発型、サービス型等を主力におく製造業に
とって「独立自尊」を欠いた社員が多いとすれば致命症に
成りかねない。
ましてこれからの日本製造業の、世界での役割が開発型、サービス
型、「物づくり企業」となっ行くと、言えば
なおさらなことである。
パズルの世界に、例えるのは少し乱暴かも知れませんが
社会全体をパズルに、ピースを人に例えた場合
パズルは、一つとして必要でないピースは無いし、たつた一つの
ピースがかけても、成り立たない。
この社会に不必要な人など存在しないし、それぞれが、それぞれ
の役割を持って、存在してる意味を、原点に戻って確認すべき
時代が来たような気がします。

食べごろ

  • 食べごろ
「じいちゃんおいしいよ」孫が時々鉢植えの
金柑の実を、採って食べながら私に食べるように促す。
食べた記憶がないので、手が出ない。
鑑賞ようの金柑が、食べられるとは知らなかった。