HOME > 記事一覧

試作品完成

兼ねてより農工会議を開き、水田の取水口小型ゲートの
設計試作を、試行錯誤で重ねてまいりましたが
このたびその原型試作が、完了いたしました。
西置賜産業会会員数社の、共同合作により完成を見ることが
出来ました。
まだまだ改良の部分があり、普及までは時間がかかりそうですが
機能てきには、だいぶ評判がいいようです。
10m位はなれた場所から、赤外線によるスイッチで操作でき
水田の水管理に、その実力が発揮できそうです。
これが農工連携の第一号機と、なるわけですが
その他様々な、意見が出ており少しずつ取り組んでいくには
大変興味有る方向だと、考えています。

巣立ちの日々

  • 巣立ちの日々
3月も月末の週にもなると、各所で送別会がもようされている
夕方から街中の飲食店が、久しぶりの賑わいをみせ
夜の帳が下りるにしたがって、活気をかもし出している。
現役を退職する人、転勤して新しい地域に向かう人
勉学を終了して、新しく社会に羽ばたく人。
様々な場所で、様々な別れを味わう時期である。
様々な思いの中で、酒宴が行なわれる。
人生とは常に、出会いと別れが交差し、其の中で様々な交流を
得て、一歩一歩成長していくものである。
私も昨日某高校の、先生方の送別会に招かれ、深夜まで
ついつい酒を重ね、今日は二日酔いの気分であります。
長年お付き合いいただいた、先生方の退職の言葉を聴いている
うちに、現役を去ることへの一抹の寂しさを感じていました。
一方悠々自適の生活に入り、自分なりのライフスタイルを計画し
今後はこう生きるつもりですと、話す言葉にうらやましい気持ち
も、ありました。
私など多分生涯現役で、終わらざるを得ない境遇であると
思える。たとえトップを譲ったとしても創業者にとって
隠居などしていられない、心が常に付きまとう。
肉体的隠居があっても、精神的にはきっと没するまで現役を
続けなければ成らないでしょう。

wbcの優勝

延長10回の表、イチロウの安打による勝ち越しタイムリー
野球のあまり知らない、私でさえ此処一週間、仕事をサボって
テレビに、見入っていました。
重苦しい日本の経済の中で、暗い雇用不安等の紙面を飾っている
各新聞の紙面も、久しぶりに明日は、2連覇と言う日本野球の
快挙を、トップ紙面を大きく飾ることになるでしょう。
この明るいニュースが、日本の製造業に自信とやる気を、起こさせ
景況の不安を、吹き飛ばしてもらいたい。
改めて、この快挙に胸がおどってくる。

レインボーコンポスト見学と懇談会

  • レインボーコンポスト見学と懇談会
西置賜産業界3月例会に、伴い長井市レインボーコンポスト
センターを見学し、協議会会長江口氏並びに、副会長の若林氏
の説明の中で、資源巡回のシステムを研修いたしました。
家庭から出る、野菜等の生ごみを有機資源として、堆肥化して
それを、畑に還元し農作物の生産を促す。
地域巡回型活性化の中で、生ごみ発生に対する住民の意識を
高めこのシステムへの、理解と協力を仰ぐといわれていました。
私たち産業会においても、特に工業系会員の持つ、基盤技術を
このシステムの中で、役にたつことがあれば、協力を惜しまない
と、言うことで懇談会を締めくくりました。
大変今回の研修には、感心が高く約25名ほどの出席がありました

生きる事の意味

明日3月20日は、「春分の日」いわゆる彼岸の中日
仏教では「彼岸」とは極楽浄土の意味であり、現在生きている
世界を「此岸」(しがん)と呼ぶそうである。
または「忍土」(にんど)忍んで生きる世界、勉強して得を積む
世界であるといわれ、それを成し遂げた者が極楽浄土に、行ける
と仏教は、教えている。
あちらの岸に居る、先祖や家族に、こちらの岸にいる私たちが
お墓参りをすることで、春彼岸、秋彼岸の時期に、「彼岸」にいる
人たちを、供養し合わせて自分達も人生の卒業後、「彼岸」に
いけることを祈る行事なのだそうです。
春分の日は、昼と夜の長さが同じになり
太陽は極楽浄土があるとされている真西に沈むため、この日が
彼岸の中日で、供養の日と定められているのだそうです。
私にとって日頃、家族の事、仕事の事、社会の情勢とかに
身も心を奪われ、生と死の関係や生きている事の意味、あるいは
生かされている意味等を、考える事無く有限の時間を
過ごしている。
この日くらいは、すこし哲学者になって、自分の存在を含めて
その意味を、探ってみる時間に当てて見ようと思う。