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隣組の契約

今年もその時期がやってきました。
会場の入り口には、沢山の町名と組番号がかかれた、
縦長の看板が、面利と並んで掛けられていました。
11月15日 日曜日隣組の契約のピーク。
この地方独特の風習かも知れませんが、
日本の昭和期において戦時体制の銃後を守る、
国民生活の基盤の1つとなった官主導の
隣保組織の名残だそうで、今は行政の配布物を
各戸に組長が、配布したり地区行事の連絡をしたり
の業務が、引き継がれています。
五六軒単位の戸数で、組織され年一度、契約と言う
呼び名で、懇親を図るため集まって、酒を酌み交わしながら
懇談をするのです。今年は組長と言うことで
我が家はその世話係です。
近所とはいえ、日頃中々行き来は少なくなって
この契約の日が、唯一交流の一夜となっています。
全国でも、この組織が残っているのは非常に
少なくなって、来ているのが現状らしいです。
"とんとん とんからりんと となりぐみ・・・・"
と言う隣組の歌を、記憶している人々も
もうすっかり少数になり、歴史の流れをかんじます。

まぐろを食って元気になろう

11月13日長井法人会、南北合同支部総会が開かれ
税に対する勉強会と、懇親会が開かれ"まぐろ解体"
を目の前でみながら、50名の出席者が40kのマグロを
さしみと寿司を食べつくすことに、挑戦しました。





















男たちの哀愁

カウンターの前に、九つの椅子。なぜ奇数なのか
解らないが、そんな小さなバーで、3,4人の男たちが
グラスを傾けている。

その店の常連らしい。音楽もない静かな雰囲気の
中で、その店で知り合ったのだろう、職業も何も
知らないどおしが、連れでもないのに、カウンター
内の女の子を、経由しながら会話を楽しんでいる

少し背をまるめて、カウンターに肘を附き
男達は、職場や家庭の縛りを忘れるように
カクテルで、思考を鈍らせていた。
その少し背を丸めた後姿が、心の寂しさを
映し出していた。

男達は所詮、お釈迦様の手のひらであるのに
時として青春と言う雲に
乗りたいのかもしれない

長井工業高校一学年への講話

11月12日キャリア教育推進事業の一環の中で
講師を依頼され、講話をしてくることとなる。
人生の先輩として、高校生に何を伝えようか
年代の大きな開きの中で、彼らが理解し今後の
進路の中で、話の中から一つでも参考になることを
吸い取ってくれれば、幸いと思うのだが。
我々が高校生の時代と彼らの、現状とは環境にしろ
社会の仕組みにしろ、保護者の考え方にしろ
大きく変化しているのは衆知の、とおりである。
しかしながら、人生という長い道程の根本的な
考え方は、時代の流れの中でも不変の、様な気がいたします
自分の今まで歩んできた長い道程の中で、少しは
解りかけてきた、人生の意味と極意の一旦など
経験を交えて、彼らに話して見ようか思っています。
次世代を担う彼らこそ、国かの"金の卵"であり
この少子化時代に、おいては家庭や学校のみでなく
地域全体で、まっすぐな大木に育て上げていくことに
大きな責務を感じ、サポートしていかなければ
なりません。物質的サポートは簡単に出来るでしょうが
心のサポートこそ、今の時代最も大切であり
本腰を入れていかなくてはならない気がいたします。

少し動き始めたか ? 設備関連

北関東地域での、設備の問い合わせ件数が此処にきて
少し多くなってきたとの、商社筋からの情報が
頻繁に入るようになってきた。
設備関連の部品加工も、この地区でもどん底より
多少増えてきたとの、情報もちらほら聞かれる様に
なってきたようである。しかしながら
価格の破壊現象の中で、利益が確保される物件が
少ないのも現状の様であり、本格的な回復基調には
程遠い心情であるようですが
ともあれ地方にも蝋燭の光が、見え始めた事は
今後に希望を抱かせる事になり、もう一頑張りの
新たな意気込みを決意させることが、出来ると思います
年末の坂を乗り越えることが、出来ればその先は
なだらかな下り坂、一息つける様な情勢が
訪れる気がいたします。