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孫との触れない

手を振り、足は地だ踏んで大きな涙だを
顔一杯ながして、声を張り上げないている孫。
何が悲しいのか、何が気に食わないのか
全身でその感情を表していた。

しばらく時間を置いて、そつと抱きしめてやる
彼女の顔を、私の少し突き出たおなかに
埋まるようにして。
「じいちゃんは"こと"が大好きだからね」
「いつも"こと"のサポーターだからね」
と耳元でささやいてやる。

しばらくして泣き止んだ顔は笑顔に戻り
「やわらかーいじいちゃんの腹は、おっぱいみたい」
母親のおっぱいの感触をかすかな記憶の中で
そう感じるのかもしれない
この子が成人して、お嫁さんに行くまでは
良きサポーターとして、健康でいようと思う。

今日1月20日は大寒

一年の内最も寒い季節であり、寒さに体を
鍛えるために、様々な寒稽古が行なわれるのも
この時期であるる。
これが過ぎると"立春"雪国では、待ちどうしい
冬の区切りの時期であり、後は春に向かって
進むだけであり、心もほっとする。
室内でも、かなのなる木や,ヨウランの花が
心を、冬の暗さから立春への誘いのように
花を開かせていた。



知らない言葉

最近ちょっとお堅い書籍を読むたびに
なじめない言葉が随所に、出てくる。
コァ人材、クラスポジション、
コーポレートユニバーシティ
バーチャルコミュケーション、
ロジカル思考、アクセプタンス等
著者は、れきっとした日本人である。
近年におけるそれは、その傾向が高い
年なのかな、どうも理解できない。
知識不足はわかっているが、もう少し
注釈を解る日本語でつけてほしい。
多分書いている人は、若いエリートか
官僚上がりか?もう少し我々年代でも
理解できるような、言葉遣いは出来ないのだろうか
著書は読んで理解してもらって、
なんぼだろうが。知識不足を棚に上げ
愚痴っているこの頃である。

コンセントのある店

昨年から飲みに行く店のテリトリーが
ほんとに狭くなった。
多勢で行くところは、二つほど
それこそカラオケがんがん、若者たちで
むんむんの熱気である。
数年前までは、1人で飲むことなど
考えもしなかったのに
沢山の友人と飲んでいると
途中から抜け出して、コンセントの
店で過ごしたくなる。
その店で最近、友達ができた
小太りの30代位の独身男性、二人である
いつ行ってもどちらかが、カウンターで
静かにグラスを傾けている。
お互い名前くらいしか知らないが
世間話が気楽で良い。
二人とも息子くらいの年代なのに、なぜか
気があう
程よいボリュームのジャズなどの、
バックサウンド
を聞きながら、過ごすひと時も
またおつなものである。

久しぶりの穏やかな月曜日

此処の所週明けは、社員総出で出勤と同時に
除雪作業に追われるのに、今日はそれもなく
週明けの全体朝礼が、スムーズに行なわれた。
会社の仕事全般は、専務を中心とした社員たちが
仕切っていくことが、多くなってきていて
私は社内ではなんとなく、暇になってきている
年とともに窓際的存在に、なってきているようである
社員たちが大きく育ってきてる証でもあるので
嬉しくもあるが、また寂しくもあり
複雑な気持ちのこの頃である。
人の生き方の中で、その生涯を全うするまで
常に社会から必要と思われ続け、忙しく
立ち振る舞えることこそ、最大の幸せなのかも
知れません。のんびり悠々自適の生活を
したらと、時々妻に言われますが
私にはどうも苦痛である。
何かに没頭していないと、どうも生きている
感じがしない。新しい目的を今年は見付け
出していかないとと思う、穏やかな週明けで
ある。