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老兵のつぶやき

3月15日60代最後の年に突入
今日は税務申告の日。私の誕生日でもある。
良くぞこの日まで、悪たれ口をききながら到達したもので
あります。体は腰が少し悪いぐらいで健康そのものであり
仕事も現役でバリバリやってます。
気性は少し優しくなってきたのかな、それでも妻から
言わせると頑固の度合いが強くなってきたようだと言う
自分ではそうは思わないのですが、人が言うんだから
そうかも知れない。でも今が一番幸せな気がする。
まだまだ夢がありすぎて、時間がとても短く感じられ
いつも時間を追いかけまわしているようである。
父親の逝去の年を越え、その記録を伸ばし続けていく
決心を今日から、胸に刻んで又明日を迎えたいと思う。

「英明です、元気そうですね」

「英明です、元気そうですね、もう
沢山働いてきたのですから、引退してゆっくり
過ごしてもいいでしょう。
一度伊豆に遊びに来てください」
もう何十年もあってない、彼からの突然の電話でした
テレビに映った私を、見て電話したとの事でした。
彼の母親の実家が、10年ほど前までは此処長井に
在って、小学低学年の頃は夏休みには、毎年母親の
実家で過ごしていました。活発すぎる性格で近所の
腕白小僧たちとはすぐ友達になり
遊びまわっていました。
彼の母親と私は、年の離れた従兄弟関係にあり
彼は4歳位私より年下であったと思います。
弁理士の資格を持ち、貿易会社等経営
今は引退し静岡県の伊豆高原に、源泉付の
自宅を構え悠々自適の生活だそうです。

彼がしごとをはじめるまでは、東京中野に自宅が在り
静かで緑の多い環境の一角でした。
私が中学を卒業して、上野に就職した当時休日毎に
彼の自宅を訪れ、ホームシックに駆られていた
心を彼の両親なり、妹との触れ合いでどんなに
癒されたかを、懐かしく思い起こしています。
思えば、お互いに随分長い道のりを歩んできたもので
る。鮮明な記憶はやはり子供時代の生活が、一番
残るように思われます。
子供時代が健全に、すごされる環境作りこそ親たちの
最も大切な勤めだろうと、最近つくづく思います。

今日孫の誕生日

一人っ子の孫が、満七歳を今日迎える
彼女の要望が、プレゼントをパパ、私、妻の
三人から別々にもらいたいとの事。

少し甘やかして育てているのかな。
でも私にとっては、彼女は生きる喜びであり
エネルギーでもある。だんだん生意気に
なっては来てるもの、可愛さは増幅してくる

正に子供とは宝そのものである。

福は内鬼は外

"節分に涙交じりの名残雪"

今日は節分、明日立春
天気は雪。

節分の日は母親が豆を炒ってくれ、
私達子供は鬼の面を作り、父親がその面を
かぶり、鬼の役になり私達が「福は内鬼は外」
と叫びながら、借家住まいの狭い部屋を
駈けずり回った遠い日を思い出す。
父親も亡くなってから三十年、母親も七回忌
を迎えようとしている。
私もいつの間にか、父親の亡くなった年を
超えてしまった。
貧乏暮らしの中での、節分の日の父親の
やさしさが、思い起こされる。
そういえば、近頃忙しさにかまけて、仏壇にも
手を合わせず、出勤する日が多くなっている。
反省、反省である。

女の子とダイヤとキャラクター



「あのね、じいちゃん女の子は、ダイヤモンド
を付け、キャラクター品を身につけると
皆可愛くなるのだよ」

孫が一枚の絵を
私にさしだした。「わぁー今からかよ」
どこで仕入れてきた情報なのか、愕然とする。