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通学練習

四月四日空は春の装いで晴れ渡り、気温もぽか
ぽかと、気持ちよい日曜日。
市街地の道路を、三々五々保護者の付き添いで
小学校へむけて歩く今年の新入生候補。ランドセル
を背負ったり、リックを背負ったり、真新しい
ズックを履き、おじいちゃん或いはお父さんの
付き添いで、小学校を目指して、ためし通学を
する子供たちの姿を見かけました。
ここ長井小学校は、市街地北東の端にあり
西の端、南の端からは大分距離があり約子供の
足で四十分~五十分かかります。
昨年度は孫に付き添って、何回も妻が通学練習を
しておりました。車で通行する大人たちは
特にこの四月は、この子供たちに充分気を使って
運転していただける事を願っています。

今日から四月

四月一日今日から新年度。
新しく社会に巣立った、学卒者の若者たちが
それぞれの職場で、第一歩を踏み出す事になる
おりしも、公立高校授業料の無料も、今日から
始まる。少子化の流れの中で次の世代を担う
若者たちを、育む上で少しでも保護者たちの
負担を軽減し、高校教育の中で子供たちが伸び伸び
と、過ごせることはいい事である。
しかしながらまだまだ付帯する、経費が多い事も
事実であり、地域からのサポートが必要。
部活や、ものづくり実習においても、良い人材を
育てるために、様々なプログラムを実行するには
相当の経費が必要なのも、実業高校の実態であります
特にこの西置賜地区における、地域活性化や
人口減少を少しでも、軽減するにはこの実業高校卒
の若者たちを、地域に定着させるプログラムを
学生時代から、施行して育成していかなければ
なりません。新年度に向けて地域企業の皆様や
地域住民の皆様方に、本年度も多大なるサポート
をお願い申し上げます。

なごり雪





夕べの雪が、雪囲いの取れた"どうたん"や"つつじ"の
上に花が咲いたように、そっとまばらに降り注いでいた。
朝日があがるまでの、束の間の姿である
都会地では桜の開花の中で花見などで
花の季節に、人々の賑わい等で春は深くなっているが
ここ雪国では、春は一度に訪れ梅や、水仙、桜、万作
等の花々が、一緒に一斉に開花する。
待ち焦がれた、花々の季節がもうすぐ目の前である。
そんな中での、名残雪の"しぐさ"がいと哀れに思える。

木々達の衣替え 3月27日





今日は、会社の木々達の冬の装いを、解く日である。
社員総出で、雪囲い除去のボランティアであります。
休日であるのに、何年もこのボランティアが
続いている。春から秋まで様々な表情を見せながら
社員たちに、新緑から紅葉までその変化の中で、癒しを
与えてくれる。木々の装いが、雪囲いが取れると急激に
春の装いとなる。
葉の緑もさることながら、今後桜を初めとして様々な
花々がその華麗さを競い、社員たちを楽しませてくれる。
心をこめてのボランティア作業である。

時間列車での相席

「おじいちゃん、どこまで行くの」「そうよなあーそんなに
遠くまではいけないだろうね」
「私はずーとずーと遠くまで行くの」
「いろんな景色がみたいから」
相席の七歳くらいの女の子が、希望に満ちた目を
輝かせていた。
人生には常に時間の列車が、絶え間なく運行されていて
様々な世代の人たちが、乗ったり降りたりを繰り返す
最近の列車内の相席の人達を見ると、ただ黙って目を瞑って
いる人達が多い。同世代はそうでもないのに、異世代の
相席では殆ど会話がない。
家族でも、地域でも、社会でも年代の違う人達が
混ざり合って生活してるのに、お互い会話の中から
お互いの生き方や、心を理解する事を放棄してる感じがする
高齢者の孤独死、若者のうつ病の広がりや、子供たちの
当校拒否、それらはすべて心を理解してもらえない
情況が要因であるように思える。
同じ時間の列車に相乗りする期間は、一期一合
もっと話そう。人皆師なり人生の相乗り期間を
もっと有効にコミニケートして、自分の列車の旅を
楽しんでほしい。下車する人との別れが来ない前に
その人の心のエキスを取り入れる事で、より豊かな
自分の旅が訪れると思える。