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長井市本町通り

人口三万弱のここ長井市の市街地には、温泉街でも
ないのに、居酒屋、スナック、バー等の飲食店が
約300軒ほど点在している。特に本町通りには
約800メートル程の道路沿いに、五、六十軒程
軒を連ねて、顧客獲得にしのぎを、競っている。
本町通りといえば我々の青春時代は中心街で
呉服、本、鞄、瀬戸物、玩具、床屋、靴等を
商う商店が、づらっと軒を隙間なく連ね
内科、眼科の医院もあり、市民にとっての
それはそれは、賑わっていた中心通りでした。
今はそれらは、歯の抜けたように数軒だけに
なってしまい、すっかり夜の賑わいの通りに
一部を残して変身してしまった。
もう一度昼の賑わいを、とりもどそうと、中心街
振興施策の中で、街路樹計画を伴う道路拡幅
事業が進行しているが、果たして思惑通りに行くか
どうかは、甚だ疑問である。現在残っている
数少ない商店も一気に、廃業に追い込む感じが
するのは、私だけだろうか。

形式の崩壊

10月~11月にかけて、比較的婚礼が多い時期であります
しのぎやすい天候と、実りの豊かさの中で
米などの収穫作業を終え、気持ち的にも余裕の
ある時期が最適と言う、昔からの生活の知恵が
婚礼の時期は、晩秋から初頭の時期がいいと
継承されてきたものと思われます。

結婚の形は、昨今では我々の時と違い大分
変化しているように思います。
入籍だけで式を挙げないカップルが、とても多く
なってきている。費用の問題でもあるのでしょうが
新婚旅行だけは、年々豪華になり殆どのカップルが
海外に出かけている。例え式を挙げたとしても
仲人を立ててという式は、全体の多くて二割だという
社会に「私達は結婚しました」と言う宣言し
初めての協同作業を味わい、その基礎の中で
社会生活のルールや、連帯連携の重要さを体験していく
のであろうが、昨今は結婚にもそれが希薄さが
感じられる。個人のことだけだから周りは関係ないだろう
的感覚の若者たちが、増えているが何事にも
形というものがあり、それらを実践してこそ
社会の中での孤独感や空しさを、将来味わう事の
ない老後を迎えられると思います。

健康診断日



今日はバス二台の出張社内健康診断日
年一度の回数で行なっているが、
あっと言う間にその日が来てしまう
体の様々な箇所を健診してもらうわけですが
私は血をとられるのに、抵抗があり元々注射が
嫌いなので、目をしっかり瞑ってしまう。
最近の注射針は、すごく細くなっていて差し込んだ
時の痛さがほとんどない。それでもいやな気持ちである
健康が一番、今年も結果が悪くないように
願いながらの健診でした。

求職活動

今年も就職希望高卒の入社試験が、真っ盛りである
昨年同様かなりの、激戦情況であり各職業系高校の
進路担当の先生方は、大変な苦労を強いられている
中々最近の面接時における、人事担当の人達の目が
いつになく今年は厳しいという。
成績も、礼儀正しい挨拶等を面接で行なったとしても
入社後に必ずしも成長するとは限らない。
面接用のメッキが剥がれるからである。
我が社においても、大体入社後三年を経過して
初めて当人の評価が決まってくる。
A君は工業系ではなく、農業系の高校を卒業し
当社に入社して三年半、当初面接で農業系ではと
躊躇したのですが、父親に関する作文を見て
日頃の父親の自分に対する接し方とか、躾或いは
父親自信の行動なりを、書き記しそれと同時に
自分はそんな父親を、どう見てるか、そして
自分も家庭を持ったら、父親の様な父親になりたい
と結んであった。その作文が決定打になって採用したの
でしたが、案の定最近めきめきと頭角を現し
工業系卒の先輩方を、ごぼう抜きに追い越す
成長の早さである。

社会に出てから、自立出来ない人や、うぬぼれと
自信過剰の中や、エリート意識過剰でおぼれて行く
人達がいる中で、褒めてあげたい。
"三つ子の魂百まで"と言う諺があるが
入社試験の真っ只中で、就職難がいかに
吹き荒れていようが、躾をしっかり受けて育ってきた
学卒者は、大丈夫乗り切ることが出来ると思う。
だからこそ、学校の責任でもない、景況の責任
でもない、我が子の進路の責任の大部分は親の
子育てにあると、私は考える。

孫達と栗拾い













10月3日秋晴れの良い天気、孫達を引き連れて
眺め山に栗拾いに出かけた。孫達にとっては
初めての栗拾い。栗いがの針に手を触れ痛い、痛いの
連発であったが、無我夢中で栗を拾い栗林の中を
長靴を履いて、駆けずり回っていた。
赤とんぼを見つけては、「じいちゃん、じいちゃん」
蜂を見つけては「じいちゃん、あぶない」声を
張り上げながら、深まり行く秋の自然に溶け込んでいた
夕食は、新米のつや姫での栗ご飯。「おいしい」
「おいしい」の孫達のまんぞくな声を聞き、
家族団らんの幸せを噛み締めた一日でした。