HOME > 記事一覧

古い友人からの心温まる便り(1月7日)

朝日新聞のシリーズ記事、"ニッポン 人・脈・記"
の今年第一回に1月4日付けの朝日新聞夕刊(全国紙,
当地は5日の朝刊)に私の事を記載していただいた。
それを読んだ方々から懐かしいと、メールやら封書、葉書
等々をいただき、私も其の人達とお付き合いさせて
頂いていた、十数年前を懐かしく思い浮かべていた。
経営のいろはを教えていただいた、森先生或いは
代表取締りとして、当地の会社を仕切っていた小田嶋さん
いずれも、私の年代と同じか少し先輩の方々。
現役を離れて、個人的に社会の中で生き生きと
頑張っておられる様子でした。
平泉の戦いで、義家に攻め立てられ、「衣の舘は破れたり」
と叫ばれた安倍貞任は、悠然と「歳を経し糸の乱れの
苦しさに」と上の句を読んだという
句のとる意味は、違うでしょうが大好きな句であります
特に安倍貞任の上の句、今敗れて命を失うかも知れない
情況の中で、心の穏やかさと言うか、教養の高さというか
自分の事を全体の中の一人として、全体の情景を分析し
歌に詠んでいる。
古今東西をかまわず、人は肉体的には歳月と共に
衰えていくのは、止めようもない、しかし心の衰えは防ぐ
事が出来ると思います。尚且つ体尽きるまで豊かさを
膨らませる可能性を持っていると思う。
良き知人、良き友人を持つことこそ、その極意であろうと
古き友人の便りに、目を通している今日という日で在ります。

寒さ一段と厳しく



昨日から小寒入り、今日も激しく降雪がつづく
雪国の冬季は銀世界一色に染まり、訪れる旅人にとっては
情景豊かな趣を感じるようですが、地元民にとっては
大変なエネルギーを使っての、雪との戦いが続く。
寒さも厳しく、立春の訪れを首を長くして待つ。
でも春のすばらしさは、雪国だからこそ感ずる喜びが大きい
景況とあいまって、今しばらくの辛抱と今日も社員と共に
仕事に励む。

上を向いて歩こう

1月6日読売新聞の2011年の展望の題目で、同紙
文化部長増沢一彦氏のエッセイ的記事が15面に載っていた。
映画や出版物等を例に挙げ、現代の家族崩壊の世相を危惧して
坂本九ちゃんの"上を向いて歩こう"のヒット曲や、小津安二郎監督の
"東京物語"の内容にふれ、"ひとりぼっち"を解消する、新たな
絆を今模索するときである。とのべられていた。
そして一人一人が前を向きそして上を向いて歩けるように、
と願いを込めて。とむすんであった。
おりしも、私事ですが昨年11月朝日新聞のニッポン人脈記
と言う、記事で中島隆記者に取材を受け、1982年地元工業高校
定時制課程が幕を下ろす時、最後の八名の卒業生のため
坂本九ちゃんの"見上げてごらん夜の星を"や"上を向いて歩こう"
の歌をなまで、聞かせてやりたいと、大勢のOBたちの思いから
坂本九本人に、この小さな田舎町にノーギャラで、来ていただいた
思い出をベースに、それから2010年までの事を取材していただいたの
でした。それが1月4日の朝日新聞全国版の夕刊の一面に
乗せていただいた。地域では夕刊がないので5日の朝刊に
記載されていましたが、本日其の日の夕刊が中島氏より
送られてきました。そんな時読売新聞の"上を向いて歩きたい"
と言う、記事を読み懐かしく当時を思い出しながら
景況や世相がいかに荒廃しようとも、しっかりと上を向いて
歩くことが、明日への道に繋がるんだろうと同感しました。



仕事初め

あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。
今日1月6日、当社仕事初めです。
年末年始の休暇一週間を過ごしまして、大分リフレッシュ
して、いよいよ新しい年へ向かってのスタートです。
私も70歳と言う大台の年を迎え、会社も創立四十周年の
区切りを迎えることになりました。
新しい年を迎える毎に、最近は心を一つづつ若返って
行く事にしています。"生涯現役"を目指して今年も
若い人からは、嫌われ者に徹してこの一年を過ごそうと
初詣で誓ってまいりました。息子たちにとってはうるさい親父で
、妻からは年寄りらしく今年は丸くなれと、新年早々苦言を
もらいましたが、中々そう出来そうもないです。
いまさら"好々爺"で、過ごすことも性格的に無理と自覚
してますから、生き方は変わらないと思います。
生涯現役を全うするには、守りに入るより攻めの生き方で
仕事も、社会でもこの一年過ごしたいと思っています。
ウサギ年の景況は、過去においても上昇機運の年だと
言われています。何事も気持ちの持ちようが幸せ感を
決定すると言われます。私も素直にこの言葉を信じ
今年一年粛々と過ごそうと思います。

老兵の2010年(4)

個人的な一年を、考えてみると健康診断でちょっと引っかかり
大腸検査を受けたり、腰痛で三ヶ月ほど通院した事を
除けば、まあ大体健康であった年だといえる。
いろいろな所で、言いたいことをストレートに言って
大分嫌われたのが、マイナスだったかなと反省はしています
高校生やその親御さんに、卓話をしたり県採用の置賜地区
高校新任教師に対しての、研修講話をさせていただいたり
県の会議に出席して、発言したり様々な経験を通して
勉強になった一年でもあり、最大の喜びは孫に新しい母親が
出来たという事。二歳の時より五年間に渡って妻と育ててきた
孫を思うとき、本当に良かったと思った一年の師走で
ありました。本年のブログはこれで終了です。アクセスして
頂いた皆様に、心より感謝申し上げ、皆様がたがよい新年を
迎えられますよう、お祈り申しあげます。