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東日本がつぶれる?



なにを血迷った事をいってるのか、一国のトップの言葉
ではない。東京電力の現地社員は命をかけて、原発トラブル
に対処している。それを支える家族、いかばかりの心境か
今この巨大地震の復興を目指して、全国民が立ち上がっている
中、どう動いてどこから手をつけるかの道筋をつけるのが
政府トップの仕事。いらいらしないでしっかり肝を据えて
全体を見て、指示をする事。あせらず出来る事を一つ一つ
積み重ねて、復興への道を切り開いていく事。国民は忍耐と
協力を惜しまない。
おりしも三月の中と言うのに、真冬に逆戻りの今日の天気で
あるが、確実に春はくる一喜一憂はすべきでない。
原発のトラブルも日本の技術を信頼し、努力と忍耐の中
ことにあたっている人達を信頼し、サポートを続けていけば
必ず終息に向かっていく。頑張れ総理大臣。

業者必死の配送

工具販売業者は、営業車の台数を規制して全社的燃料を
節約し効率的配送に努力している、そんな姿に製造業としては
その業者に絶対的信頼感を持つ、今後の取引量もそうでない
業者との差別化は、当然していかなければならない。
大変なときこそ、どう顧客に対応するのかにより平常に
戻ったとき、格差が表われるのは必然と思われる。
ガソリンスタンドにおいても、スタンドを決めて常時購入している
客には、せめて開店日の情報ぐらい出してもよさそうに
思える。市内も当番せいでガソリンの供給を行なっていると
言うが、市内を回ってみて初めてその店を確認する情況である
平常に戻ったなら、スタンドの選別も考えなければならない
と思ってる人も多いと聞く。

燃料不足解消はいつか?

14日から通常通りの仕事をしておりますが、ここに来て
東北電力でも計画停電の実施が告知され、今日3月16日は
午後からの出勤となっております。
前日でないと実施するかどうかわからない状態なので、
当分其のつど、社員に連絡しながらの、生産活動になります。
物流は相変わらずストップの状態、ガソリンも充分でなく
社員たちの通勤にも支障が出始めています。受注先からは
一部キャンセルも出始めており、福島原発の難民の人達が
県境をこえて続々と、本県入りしているようです。
生産活動も今の情況だと、いつまで続けることが出来るのか
材料のストック分も、底をつき始めている企業が大部分の
様で、被災地への支援活動も燃料不足で思うように行かない
情況のようです。

今日誕生日

千年に一度とも言われている巨大地震に、遭遇し今日本中が
国民一体となって必死の復興への戦いに、臨んでいる。
おりしも今日は、私の70歳大台への誕生日である戦中戦後
70年この日本に生きてきて、戦後の食糧難、疎開生活の厳しさ
を幼心に覚えてはいるが、今回の巨大地震の情況は情報の
発達とテレビという、視覚メデアによる繰り返しの放映で
よりその悲惨さが、胸に刻まれる。
もちろん戦争と言う人為的なものによる、発生とは比べる
事は出来ないが、当時も核爆弾による被爆あり又戦争で
失われた人命兵士数は約200万非戦闘員約300万。
今回の巨大地震も原発のトラブルによる放射能被ばくの
危険性、数万人にも及ぶであろう人命の消失、
比べること自体時限が違うといわれるであろうが、
私の生きてきた時代そのものが、戦後の復興を力強く
行って世界の国々と、肩を並べる先進国として今日を
築き上げてきたことを思うと、今回の千年に一度の巨大地震
後の復興も国全体の連帯感の中、必ずや早期に達成できる
ものと確信している。

経済活動の縮小に憂い

被災地は当然のことながら、被害の受けない地域においても
完全な物流ストップの情況の中、生産活動は在庫原料のみの
生産となり、このまま物流が復活しなければ長くて
一週間で、殆どの生産活動はストップとなりかねない。
被災地への物質提供にも大きな影響を、及ぼす事になる。
食品業界においても、原料の在庫がなくなり次第豆腐や、
納豆その他の食品が生産停止せざるを得ないらしいし、
又物流が元に戻らなければ、配達も出来ない。
政府は燃料の確保と、流通機構を速やかに回復する緊急施策
をしてもらいたい。そろそろ被災地の復興計画も視野に
政治の舵取りも必要ではないのか。