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4月18日すっかり春の装い





今日もよい天気、社屋の周りの雪も一部を残してすっかり
消えて、行政の除雪機も冬の仕事も終えひと夏の、休息に
帰ってきた。

震災地仙台より来客

震災一ヶ月を過ぎて、初めて仙台の取引先の社員三名と
商社の担当者が、来社しました。
発送がのびのびになっていた、完成装置の立会いに見えられた
巨大地震其のときの商社担当者の、一瞬の判断が生死を
分けたと、語っていた。其の瞬間車で走行していて、一つの
橋を渡ろうとしたら、橋の前に立っていた知らない
女の人が両手で、大きく×をしていたという。それで方向を
変え、もと来た道を逆送したと言う、振り返ってみると
橋の向こうの地域は、巨大な津波で多くの車が流されて
いつたのが見えたという。
テレビ等で見る情景より、もっともっと悲惨な人が流されていく
地獄のような有様であったという。
何はともあれ、仕事に復帰できこうして御社を訪問できる
自分は、自宅の崩壊や職場の崩壊があったが、改めて
生きている事の幸せを感じていると、話されていた。

4月14日天気晴朗なれど波高し

雪も大分消え、田んぼの残雪もまだら模様になり、農作業の
めども漸くついてきた我が地域。
季節は全国的には春真っ盛り、しかしながら当地は水仙が
漸く蕾が膨らんだ程度である。桜の開花にはまだ時間が
必要である。さて製造業における春はいまいち、生産計画の
乱れは刻々ひどくなっているようで、毎日が変更やら組み直し
等で、末端製造業にとっては悩ましい日々が続いている。
なるようにしかならないだろうが、達観するには希望がない
同業者の情報などでも、リーマンショックから漸く立ち直り
かけたのに、今回の東北大地震、福島原発事故等により
又大きく後退を余儀なくされている。
殆どの製造業が輸出によって、維持してきたものが此処に来て
急速な衰退に、見舞われている。"ものづくり"の復興も
被災地復興と同じように、重要な観点と思えてきた。
経済の根幹をなす"ものづくり"産業の平常化こそ新しい
被災地域作りと震災復興に、大きく貢献するものと思える。
製造業よ荒波を乗り越えることに、全力を尽くそうではないか

一面は原発事故関連

福島原発事故「レベル7」一面の見出しである
昨日プロ野球がセパ同時開幕で、一斉に開幕戦が行われて
いたが、心から楽しめる情況ではなかった。
原発事故に対する今後への不安が、日を追って大きく
なっていくのが、現在の国民の気持ちだと思う。
収束のめどさえ立たず、総理は一歩一歩安定に向かっていると
発言しているが、国民から見れば一歩一歩悪化しているように
推測される。テレビではお題目のように国民へのAC
コマーシャルを流し続け、心の安定と結束を呼びかけているが
最近では、うんざりするコマーシャルに思える。
小手先の事故対策、幾多の委員会の増設と復興対策会議
一ヶ月もの期間を有して、会議を重ねて青写真を作るという
避難民対策と原発事故対策と、二面作戦で大変だとは思うが
まずは最悪な状態にある原発事故を、全力で収束への
道筋を固めてもらいたい。
被災者支援は、民間でも出来るが原発は民間では手が出せない。
今日も長男はJC仲間と宮城県の被災地に、朝早く炊き出しに
出かけた。

メイン銀行新担当者来社

いかにも若々しい、背の高いフレッシュな若者が
上司に付き添われ、北部法人担当者として挨拶に見えられた
「年いくつ」と聞くと「25歳です、色々と教えてください」
若い人はさわやかですね、今震災の復興に全力を注がなければ
ならない国難にあって、これらの若い力が大きな力に
今後なっていくであろうが、持ち場持ち場で最大の努力を
伴いながら、すくすくと成長される事がこの国の将来に
光明を見出し、復興へのエネルギーを増大していく事に
なろうかと思える。若さとはそれだけで希望が見える。