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五月の半ばを迎えて

今週は顧客打ち合わせや、装置出荷、新製品立会い
会議等めじろ押しに、忙しく立ち振る舞わなければならない
日程でほっとする暇が無い。そんな中でも気になるのが
原発事故の責任者たちの、ごまかし続けてきた事故情況の
発表である。国民性のお人よしとおとなしいのを良いことに
よくも平気でだまし続けてきたものだ。事態は危機的
情況であるにも関わらず、早急に収束できるかのごとく
説明し補償問題にしてもまず自社の、都合を第一にして
国民に電力値上げを要請する。東京電力のトップは年収
7000万以上も長年もらい続けていながらである。
この国の電力供給システムはどこかおかしい。
原発被災者をはじめ国民は、もっと言いたいことを強く
連携して言うべきである。

私の家族列車に新しい乗客

長い列車の旅の中で、駅ごとに降りる人乗る人
人生も幾多の人達との出会いと、別れが交錯しながら
終着駅まで続く。
人生とは正に列車の旅であり、乗り合わせた終着駅の違う
乗客たちが、其のひと時をいかに意義深く過ごすことが
出来るかが、機関車の役割であろうと思う。いずれ機関車も
年代により新型に変わっていくのであろうが、まだまだ
油を注入したり、部品を修理したりして走り続けたい
と思う、新しい乗客が成人するまでは。欲張りだろうか


私の部屋は開発室?

金曜、土曜と試作製品の機能実験で、スタッフが
私の部屋に製品を持ち込み、様々に作動させてみる。
どうも私には納得できない点があり、修正やら部品追加を
指示するがうまく行かない。ソフトも含めてわいわい
がやがや、今日で二日目である。構想から一年の歳月を
かけているので、今月にはどうしても納得の行くものに
したい。試作品を前にして最後の試行錯誤である
スタッフを信じて休み返上で取り組むことになるかも
知れない。


時々嬉しい役回り

「じいちゃん今日ピアノ教室に送って」孫の頼みである
最近孫との触れ合う時間が、著しく少なくなっている。
小学三年生にもなると、様々な彼女自身の計画があるらしく
友達との約束や、何やらで忙しいらしい。
夜も朝の登校時間が七時と早いため、就寝時間が早く
私と話す時間も少なくなっている。彼女の成長する時間も
驚くほど早くなっている。
私も九月に長男との世代交代を控えて、長男をはじめ会社
幹部には口うるさく、特訓をしているので帰宅も少し遅い
そんな事からつい、孫との時間が少なくなってきている
昨年までは必ず入浴も私としていたのが、新しい母親が
来てからはお役目御免である。
ピアノ教室への送り迎えは妻の役目、たまたま昨日は
妻に用事が出来たため、私にお鉢が回ってきたのだろう。
久しぶりに色々話を聞き役に回っての、久しぶりの孫との
ふれあいであった。

五月病か?

眠い、朝中々目が覚めない、寝起きがすっきりしない
五月病なのかな?。朝食の食卓に山菜の"わらび"の
"おしたし"がでた。もらい物だといういよいよ山菜の季節
とおらいである。わらび、ぜんまい、こごみ、たらのめ
ささだけ、数え切れないほどの種類の山菜が次々と
食卓の上に登場する雪国の旬の季節である。
被災地の山々にも、これらの山菜は変わりなく恵みを
もたらすであろうが、被災地の方々にとっては、山菜取り
どころの話ではないだろう。
震災から丸二ヶ月を過ぎても、瓦礫の撤去さえ満足に行って
ないという。一歩一歩復興への道を全国民で連携、連帯して
いつの日か、被災地の方々が山菜取りを楽しまれる
心の余裕を取り戻せる日を祈るばかりである。
被災地の方々を思うとき、五月病などと言っていられない。