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無駄な講演が多い

様々な会合でなになに研究所の誰々の講師による講演と
いうやつが多いが、いつも思うのだがデーターの羅列や
理想論の羅列の話が多い。データーにしろネットで取得
したような、誰でもが解かっているようなデーターで
お茶を濁している。現場での調査や意見等の集約もなく
だらだらと一時間もつき合わされるのでは、たまらない。
得てして頭の好い人や学者タイプの講師には
その話の内容にがっかりさせられる時が多い。
講師を選択する側も聞いて見ないと解からないから始末悪い。
我々中小企業にとっては、現場主義で現場の中から物事を
掘り出し考えている。その延長線から理論や方向を
見つけ出していくくせが、附いているからかも知れないが
机上の論理にはどうも附いていけない。
政治家にしろ官僚にしろ学者にしろもっと現場を知っての上で
指針を述べてもらいたいものだが、とかく鳥の目だけで
虫の目の感覚が乏しい講話になるから、眠くなるし
時間を無駄に使わされたような空しさに終わる。

肌寒い朝が続く

此処のところ梅雨時のような天候が続いている。
ただ気温はめっきり下がり、10月初旬のような感じで
朝夕が肌寒い。電力不安もどうにか叫ばれなくなったようで
気温低下の影響で、食欲も増してきた。
景況の立ち直りも秋先からと言う話もあったが、一部を
除いては、その芽もまだ鈍いやはり円高情況が影響してるのか
それとも、政府の新トップが決まるまで様子を見てるのか
景況も外交も震災復興も相変わらず、肌寒い時期が続いている
福島原発の様子もあまりメデァで、取り上げる事もなくなり
喉元過ぎれば、暑さを忘れる感じなのか、それとも次々に
新しい社会事件が発生し、それに追われているのか。
それにしてもこのごろ、グローバル的視野という言葉を
忘れたように、政治家たちは内向き志向で、ご都合主義
的発言の中で、"我田引水"に走り何でもありである。
子供たちの目には、同映っているのだろうか。
所詮なるようにしかならないのは、分かっているが
自分も含めて、目の前のことに一喜一憂する様を見ると
人間て皆同じなんだなあーと逆にほっとする。

女性がステテコを履く時代

ラジオで女性アナウンサーが、ステテコの履き心地の
よさを話していた。何気なく聞いていて「女がステテコを履く
?」初めは冗談を言っているのかなと聞いていたが、
今流行りで、沢山のメーカーが生産してるという。
結婚しがけよく妻から「お父さんステテコ姿で部屋を
うろうろしないで」と叱られたものだが、今は女性が
ファッションの一部として、様々な柄ステテコを
着用してるという。若かりし時今時の女性とストッキングは
強くなったと、よく言われていましたが、最近の男女を
みると、男女平等が叫ばれてから歳月を重ねるごとに
男女間の力の差がどんどん無くなってきてるのは事実である
それは良いことであろうが、私どもの年代には少し行きすぎ
の感じがないでもない。平気で胡坐をかく女子生徒をみると
教ええてる教師達に腹が立ってくる。平等といっても
男と女はそれなりの違いがあるわけで、それをわきまえての
平等を主張してもらいたい感じがする。孫達には履かせたくない

儚き蝉の命(8月20日)

地面を沢山のアリ達が、油蝉の亡骸を巣に運んでいる。
つい四五日前までは激しく命の謳歌を象徴するように
泣いていた蝉の声が、ぴたっとやんだ、気温もぐっと
下がってすっかり初秋の感じである。
日本の現職総理大臣も、もうすっかり静かになり
使命を終わるのを待つばかりとなっている。
これも儚い命であった。最近の国のトップも在任期間が
諸外国と比べ蝉の命のように短い。これでは長期展望を
考えた国の舵取りなど出来ない事は、当然である。
みんなで選びながら、ある時期が来ると又みんなで足を
引っ張り引きずり落とす。情けない政治家の集まりである
これでは国家百年の計画など立てられるわけはなく、その場
その場の小手先の政治を、行うしかない。
毅然とした自分の心情の中で使命を果たそうとする
政治家は少ない。へつらいや媚を売りながら自分への
投票を得ようとする、時期候補者達。
発言した事は直ぐに反故にし、平気である。
そんな中で円高は進み、株価は下落し日本の経済は瀕死の
状態であり、いずれ蝉の亡骸のように他国のアリたちに
よって巣に運ばれ餌になる悪夢に、ならなければよいが。

商社の景況予測

盆明けの景況予測を訪れた商社マンは、製造業の忙しさは
業種によっては格差が大きくなっているが、家電、半導体
自動車関連については、かなり忙しさが加速してきていると
言う。国内、海外の別はあるが設備投資も大型の計画が
秋口から、来春に向けて活発に立てられているという。
平均に活発化しているのではなく、ポイント的に飛び出ている
企業が多いらしい。特に設備関連は海外への出荷が
今後増大するらしい。裏を返せば部品生産拠点が東南アジア
地域に、移す計画のメーカーが増大しているとも取れる
国内で設備を動かすのも、半年くらいの稼動で問題がなければ
そのラインをそっくり、海外移転で海外生産に切り替えると
話していた。その原因が円高で国内生産では立ち行かない
国内メーカーの条件悪化がある。電力不足、電力代の高騰への
不安、法人税の値上げへの不安、唯でさえ海外との比較で
全ての面で高い条件下での国内生産では、経営悪化に拍車を
かけるからからだと言う。"角を取って牛を殺す"施策を
政府は何時まで続けるのだろう。