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老兵の半生(分かれ道「退却」)

人には歳を重ねるその時々の道筋に、必ず右か左か選択する
分かれ道が現れる。
もしも別の方向へ歩んだなら、どんな今が有るのだろう
そんな事を考えると、不思議な思いに駆られる。
よく"七転び八起き"が人生の真髄だと言われますが
私など転びぱなしの青春時代であったような気がします
複雑な枝道を歩み続け、挫折と奮起の繰り返しいつも明日は
どうにかなると思い続ける。だから道を探すしかし必ず道は
枝分かれしている。心の動きで道を選ぶ
その場面では"編みだくじ"を選択して、右にいったり、
左に行ったり、下に行ったり、上に行ったり目的が
はっきりしないのに、ひたすら歩み続ける。
私にも大きく変わる、分かれ道が何度かありました。
15歳の春集団就職で、上京しわずか数週間で帰郷すべく
模索を繰り返し、1人では心もとないと一緒に上京した
仲間を口説き落として、三名で夜の闇にまぎれて逃げ帰った
その後中間達は、雇い主の説得で再びその職場にかえった
らしいが、私は再度上京しましたが別の職場を見つけて
その後転々と職場を変え、今で言うフリーター的
生活を味わう。その中で思ったのが当時金の卵とおだてられ
多くの若者が、集団就職と言う方法で都会に集められたが
所詮殆どが使い捨て当然の労働力、田舎者は、田舎者
私は田舎で意地でも暮らしてやると、二十歳の時帰郷する。
理屈をつけた負け犬の遠吠えであったかもしれない。
これが多分最初の分かれ道

9月ですね

新内閣野田政府は、じっくりと動きだした。
様々な難題を抱え、全員野球で国の難題を泥臭く一つ一つ
解決すると宣言した。おりしも大型台風が接近中
巨人が四連勝、首位ヤクルトに1.5と迫る。
9月に入り世の中前進の方向に、動き出した。暗い現状を
打破するように全ての事が、さわやかな初秋の時期を向かえ
良い方向に進む事を念ずる。

老兵の半生(夏の終わりに1)

1972年新婚九ヶ月私三十一歳、金無し、建物無し、計画なし
無い無いづくしで、勤め先をやめ周囲から多くの反対を
受けながら"ものづくり"に挑戦。独立
新妻と家族だけの協力で出航してから早40年あまり
30代の若者だった私も、孫四人をもつ"おじいちゃん"に
なってしまった。
今は30名弱の社員と、長男、次男も在籍する"ものづくり"
工場がなんとか安定的経営がなりたっている。
今から三年前2011年8月31日をもって、第一線を引くと
社員全員の前で宣言し、その日が今日来てしまった。
夏の終わりと共に、私も人生一区切りをつけることに成りました
今夏のように、この40年あまりの生き方はには体力的にも
精神的にも激しい期間であったことに、大いなる喜びと
生きがいに満ちていた事は、間違いないと思っています。
初期のブログ老兵の半生に綴ったように、様々な生き様は
今思い出しても、わくわくしていた自分が感じられます。
さてこれからの残された人生を、どう生きようか?
体力的には衰えていくだろうが、心がいつもわくわくする様な
目的をどう作っていくかが課題になりそうです。
ここ三年間二代目に対しては、厳しく自分としては経営に
対する教育、或いは社員に対する接し方、顧客との交流
等々教えて来たつもりではあるが、言葉に出さずとも
従来の私のブレーンからすると、多少の不満も感じられる
時間をかけて、二代目と彼らとのコミニケートを今後
調整していくのも、私の役割になりそうである。
さて、その他団体の役職についても此処一、二年で
次世代に引き継いで、もらわなければならないと思っており
身についている重石を一つづつ捨て去り、新しい自分
自由な環境を創りたいと思っている。

久しぶり支店長来社

様々な地域景況の情報など話され、設備投資が車関連産業に
おいては、活発に今後移行していく予想をされていた。
確かに3.11依然は、多くの引き合いがあったがその後の
大震災後は、ぱったりと途絶え漸くこの頃ポツリポツリと
引き合い見積もりが、出てきた感じがする。
9月以降に希望が持てる感じかなと思いつつ、顧客廻りを
強化しようと指示をだしている現状です。
円高と株安この二点は企業の投資意欲を、海外に向ける
のが難点で、われわれ小企業にとって渡航して作業をする
機会が多くなるのは、避けて通れない情勢になってきてるのは
確かである。我々年代にとっては考えられない難儀なことで
あるが、若い世代の社員には隣町に行くような感触で
出かけるから、世の中のグローバル化がこれほど進んでいる
かと、驚きを隠せない。

野田財務大臣新総理へ

5人の候補者による議員総会で、決選投票にて野田氏が
民主党代表に選出された。予定の選定であったかもしれない
これで変わるのかは未知数であるが、落ち着いた人柄を
見ると案外一歩一歩実績を積み上げるかも知れない。
今度は少し長期にわたって、各議員足など引っ張らないで
本物の政治、国民主体の国の舵取りをしていただきたい。
数による権力闘争は、もう沢山だ。