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長井小学校大運動会(9月10日)



秋空は何処までも高く、残暑厳しい中孫達の歓声と
躍動感がグランド一杯に、溢れていた。
小学三年と小学二年の二人の孫の応援に、妻と出かけた。
100M競争で三位を取った孫「じいちゃん夕食は、かっぱ寿司
につれてってね」と「わかった」あまり寿司は好きでないが
孫のいうことは、私にとって絶対だからいつも家族の外食は
孫の言いなりである。この時期の孫と過ごすのが一番
楽しいのかもしれない。もうすぐ成長とともに「じいちゃん
うざいよ」と言われかねないかも知れない。子供の成長は
目を見張るほど早いから。

都会の人達の強靭さ

昨日から今日にかけて、暫くぶりに東京の出張に同伴してみた
全て電車と徒歩で、回る事を試みてタクシーを使わない
決心で、飯田橋、扇方面をご挨拶ながら訪問してきた。
まず夕刻の帰宅時と朝の八時過ぎの通勤時の、電車の混み具合
を、経験してみる。乗り継ぎで駅の階段やホームを歩く
都会の人達のスピードは、いつも思うがすごく早い。
小さな小学生も通学に、電車利用をしているため
ぎゅうぎゅう詰めの、車内の中でも平気で、それが当たり前の
様にして、乗り降りしている。
我々地方は、車無しでは生活できずどんなに近距離でも
車で行くから、足が退化してきているのかなと感じで来た。
地方でも小学生時代は、徒歩通学は当たり前であるが
中学で自転車になり、高校卒業で一部を除き殆どが
車に乗ることになる。其処から足腰の退化が始まる様な気がする
成年時代はそれでも、若さがそれらを補ってくれるが
老年になると徒歩での散策機能ががくんと下がってくる。
同じ年齢でも、都会の方々の足腰の若さは、地方とは格段の
差が有るように見受けられた。
裏を返せば、都会に住むということはそれだけ強靭な
体力と精神で、スピードを必要と言うことにもなる。

西置賜産業会 9月例会(工業高校の現状に憂い)

9月8日定例例会が開催され、20名ほどの会員参加で
「長井産業祭」への共催協力と海外視察旅行について
話し合いがもたれました。例会後県立長井工業高校の
船山 秀一校長による"日本の工業高校の現況"と言う演題で
講演を受ける。
1 昭和53年以前と以後
2 進路情況
3 学校週五日制
4 キャリア教育 5 離職率と定着率 

山形県、西置賜、の現況について高卒の進路情況や中学卒業
者数の推移などについて、興味深いお話を頂いた。
ショックだったのが、少子化の原因で高校入学希望者が
予想以上に急激に、減少傾向が推移してる事と普通高校への
希望者の割合が約全体、中学卒業生の七割を占めるということ
将来の職業選択を決めないで、大学に入ってから考えると
いう子供たちの比率が、毎年急増しているということ
でした。正に"ものづくり"日本の現状が教育方針の大衆迎合か
施策からも崩れようとしている。
基礎的職業教育の建て直しに、将来の日本国家が懸かっていると
言っても過言ではない。

地球にねじ止め

西置賜産業会の会員でもある、地元建設業の社長が来社し
久しぶりに懇談した。地元景況や業界別の仕事量或いは
円高や株安の影響など話し合ううちに、今新しい工法に
挑戦してますと話し始めた。構築物を大地に設置するためには
コンクリートで基礎を作りアンカーを埋め込み、それに
プレートを組合せ、設置するのが従来工法。
新工法は螺子状に加工を施した、平たい金属を大地に回しながら
螺子締めして行き、プレートを据付その上に構築物を固定する
と言う工法だという。作業効率は格段に良く従来の工法に
比べ強度も増し、価格も飛躍的にコストダウンできるという
今はまだ始まったばかりだが、今後はこの工法が飛躍的に
建設業界では取り入れられる事になるでしょうと話していた。
地元建設業も常に進化しているし、研究してるんだなあーと
感心させられた。そのほかにも色々再生エネルギー事業への
取り組めも実験的に模索しているという。我々"ものづくり"
産業においても、発想を転換させ他産業の躍進的考えを
取り入れたような経営を常に、模索していくのも生き残りの
一つかなと思いました。

老兵の半生(分かれ道4「水商売」)

1968年私27歳、友人が「有る社長がこっそり個人的にスナック
をやってみたいといってるから、力を貸してくれ」
といってきた。実は都内在住の頃アルバイトでバーテンの
真似事をやったことが有るので、そういって来たのだと
思う。「彼は表面に立たないから、すべて仕切ってくれ」
と言う。その頃三十歳も近いのに嫁なし、金無しうだつの
上がらない毎日を過ごしていた私の、心に魔が差した。
「面白そう、やってみるか」此の辺で一発情況を変えてみるか
と思ってはじめたのが、大失敗。一年半ほどで閉鎖
開店前より、悲惨な生活状況に陥ってしまった。
しかし学んだことは多かった。人の心の動き一度沈むと
今までの取り巻きは、蜘蛛のこが散るようにいなくなり
所詮人のふんどしでは、相撲は取れない事、振って沸いてきた
話には、必ずそれなりのリスクが伴い成功率も低い。
事業をやるときは、自分の計画で資金も全額自分持ち
そして自分自らの経営で、行うべし共同経営には
大きなトラブルと人間関係の崩壊が、付き物で有るということ
他人の責任を攻め、人間不信を拡大させる。
それから三年じっと芽を出す時期を、待つことにした。
同じ分かれ道でも、必然的に現れるものと突然表われるもの
またはその時の、心の状態でその後の情況が、良くもなり
悪くもなる。
若いうちに、転んでも立ち直ることはいつでも出来る
ただ転んでもただ起きてはならない。原因を検証し
その後の人生に転ぶ原因を作らないよう、学習して起きる
事が大切である。