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少し景況感が出てきた業種

中小製造業はあまりパットしないが、建築、水道設備、土木
関連の建設業界の、当地区における景況はどの業種でも
現在猛烈な忙しさだと、異口同音に話している。
製造部門でもポンプメーカーは、作りたてならないほどの
忙しさだという。震災復興の影響が少しづつ出てきた感じ
らしい。大企業製造業、特に車関係は9月の日本銀行短観で
前回調査より大幅な、上昇幅であると新聞紙上に記載されて
いた。第三次補正予算が通過すれば、全体的に景況は回復
の道を歩むのであろうが、円高は勿論の事ユーロー安の
問題が、今後も糸をひく事になれば一時的な景況感で
終わるのではないかの懸念も感じられる。我々製造業中小
企業まで、景況感が反映せずに、不況の-スパイルに
陥る事の無いよう、野田政権にはしっかり方向性を見定めて
政務を行ってもらいたい。

工業系女子の職活の再考を望む

女子高校生の就職進路を見るとき、従来であれば事務系
サービス系、商業の接客系、介護系、理髪美容系、等々の
職種希望と就職が多かったし、工業系職場においても軽作業や
ラインでのアッセンブリが、大部分を占めていたことは
事実である。今日本の工業系製造業もマス的(大量)生産から
少量多種生産への道を歩み始めているし、大量生産も生産ロボット
の導入が加速しており、将来においては直接作業員が必要なくなる
生産方式が、定着してくると思われる。直接作業員が必要な
大量なものづくりは、好むと好まざるに関わらず東南アジア
地区に将来大部分の仕事量が移っていくのは、確実であります。
今当地区工業系製造業に、おいては少量多種生産や開発型
製品生産への転換を、図ろうと必死になっている企業が
多くなってきている。
そんな中で、加工プログラムや制御プログラム、配線設計
等への女子の進出が増大している。この地区においては
まだ少数であるが、他県では沢山の若い女子社員が、
コンピューターの前で、活躍している。いずれも"ものづくり"
企業の中での話である。弊社でも二名ほど頑張っています。
男子より緻密であってる職場かもしれない。
製造業の世界でも、現場作業や組み立てだけでなく、もつと
もっと知能的職場が、沢山在る事を知ってもらい挑戦して
頂きたく思っている現状です。特に長井工業在校女子には
頭の切り替えを望みます。

採血で眼を背ける

今日社内の健康診断です。
いくつになっても、採血は苦手そもそも注射自体が嫌い。
結果が出るまで、昨年度より体力、視力の減少が怖い。
ただ努力の甲斐あって、"めたぼ"は四cmも減少した。
ちょっとは、スリムになったみたい。



閑職も今日は忙しい

今日から社長は、名古屋出張青年会議所の会議らしいが
会社も9月の月末を迎えて、納期や見積もりを控えて
ぱたぱたと忙しい。
雑用は私に回ってきて、朝から走り回っている。
もうすっかり秋も晩秋に向かって、駆け足で進んでいるようで
なんとなく"きもめて"くる。景況も五月、六月頃の秋坂位
からの急上昇との、予想を大きく裏切り停滞も甚だしい。
円高対策も手つかず、増税論議もうろうろと決めかねず
どうしちゃったんだろうね。景況もよろよろと超高齢者では
困るんだよね。"角を貯めて牛を殺す"施策では日本経済は
おろか社会生活そのものが、三等国に落ちてしまいますよ。

県立長井工業高校 本日創立49周年記念式典

平成23年9月29日12時:50分より、同校体育館で式典と
記念講演「波乱の時代への羽ばたき方・ものづくりの現状と
展望」という演題で 株式会社 織元山口 山口英夫氏の
講師で行われる。講師の山口氏は同校昭和55年電子化卒の
OBで今まで新しい織物の開発で、東京・青山を始めとして
数々の個展を開いており、海外でも活躍している。
受賞も内閣総理大臣賞、を始めてとして数々の受賞歴を持つ。
そのデザインのすばらしさと作品の斬新さと、奥の深さには
感動させられるものが有る。同校の体育館の"緞帳"は
彼の作品であり、長井市の依頼によりドイツ、
バードゼッケン市に、寄贈されたタペストリーなど、当地区に
も多大な貢献を頂いている。
OBとしても、彼の存在は誇りに思う人物である。
私の手元にも彼の作品の写真集「織の記憶。」を約10年前
頂いたものを、大事に保管している。