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インドネシア出張

今日の成田発の航空便で、電気担当の社員がインドネシア
ジャカルタに五日間の出張で出かけた。
自社製装置の出荷と共に、付き添いで設置後の情況確認の
ためである。若い彼にとっては二度目の渡航であり
グローバル化の進む、日本の製造業にあって五、六年前までは
我々小企業特にセットメーカーにとっては、考えもしなかった
情況である。現在国内納品の数を超えて海外地域への
納品が増えていて、いやでも海外渡航の機会を余儀なく
される。国際化に対応できる社員の育成も
今後益々必要になってくると思われるが、小さな我々
小企業にとっては、大きな負担となってくる。しかしながら
仕事の確保を考えた時、それも避けて通れない事柄であり
経営者にとって大きく頭の切り替えが必要に迫られ
戸惑いながら、進んでいる昨今であります。

仙台はバブル景気

仙台より商社の来客があり、地域情報を話してくれた。
全国より、今仙台は人、物、金の集まりでバブル的景況に
沸いていると言う。復興のため様々な仕事で人での足りなさで
各地から人が集まって、一時的な人口増加が見られ、それに
伴い、消費の増加でデパートや商店は著しい活況をしていると
言う。夜の飲食店街も人、人、人であふれかえっているらしい
義援金、支援金、保険金の導入で被害者に流入した金額も
多大な金額に、上っておりこれからの復興予算等を含めると
仕事、金の一極集中て゛暫くはこの状態が続くであろうと
話していて、東北地方では一部の建設部品や復興部品、道具
等の品不足が、続いているという。その反面同じ被害地域でも
都市部とそうでない地域との、格差も広がっており
不公平間も人々の間では、広がってきていると言う。
復興予算の決定の基、今後もこの景況は続くらしい。


いよいよ師走

今日から12月いわゆる師走一年の締めくくりの月の到来。
人の動きも、金の動きも、仕事の動きも忙しい時期
まだ積雪も無く、寒さもそれほどでもなくすごしやすい
仕事は年末を迎える前の、納期の忙しさで残業の連続。
昨年度の今頃とは、大分様子が違って気ぜわしい日々の
連続である。昨夜遠方の友人から電話があり近況を知らせる
話で、盛り上がる彼も会社を息子に任せて、悠々自適らしいが
体の変調で入院を繰り返していると言う、言葉の端はしに
弱気が滲み出ていた。
人間の一生を春夏秋冬に例えるなら、彼も私も冬の季節に
入っているのは間違いない。最後の季節を暖冬で過ごしたい
ものと彼が話す言葉に、一瞬言葉に詰まってしまった。

戦場カメラマン 長井市で講演

11月29日6時半より、青年会議所主催の戦場カメラマン
渡部陽一氏による「命、愛、絆」と言う演題で約700名
程の聴衆の前で90分の時間行われた。
私も家族一同で、会場に聞きに出かけた。
経験談を中心にして、命と愛と家族の絆について中高生向けに
戦争の悲惨な出来事と犠牲になる子供たちの、惨状を
身振り手まね全身を使っての、90分の講演でした。
彼特有なキャラクターで、礼儀正しくわかりやすく話す
態度に、聴衆の喝采を浴びており、中々好感の持てる
講演会でありました。日本の平和ボケの現状を見るとき
中近東で繰り返されている、人と人の殺し合いの空しさと
人間の欲望と宗教の間で苦しむ世界を理解に苦しむのも
平和ボケの性かも知れないと感じてきた。

11月29日深い混迷の朝



自動車関連を筆頭に、国内"ものづくり"産業が海外移行の
急速な傾向の中で、日本のお家芸である「かいぜん」も
限界に近ずき、円高対策への方策もなすすべもなく技術立国
日本は、今深い霧の中でもがいている。今朝の読売新聞
一面のコラムの要旨である。
政治家たちは、協力や団結と言う言葉を忘れ足の引っ張り
合いに、血道を上げている。原発を先頭に自分達の
都合の悪い事柄は、すべて隠して責任を誰も取らない。
混迷の中の日本、憂鬱な朝のはじまりである。