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景況はちょっと踊り場かな

仙台圏の復興バブルの中での本県建設業界への影響は
あまりないらしい。

人手が不足と言う事で、要員派遣の以来が大分あるようですが
採算割れの単価であるため、本県業者も敬遠決めであるとの
話を聞きます。製造業に関しても一部自動車関連を除いては
一時の円安、株高から一転従来の円高、株安に戻り
大手電気製品メーカーも、国内人員整理や国外メーカーとの
提携等を急速に進め、海外生産により重点を置いた生産
計画を増幅させているようで、国内生産が急速に縮小している

国内での諸問題が、国内生産への不安を増大させている。
原発停止による電力不足への不安、電気料金の高騰、
首都直下型地震への予測不安、生産拠点としてのインフラ
不安、そんな感やの情況の中で新年度を迎えながらも、
国内設備投資への意欲も減少、各メーカーでは計画を練り
直しているように見える。

そんな情況で、新年度国内生産計画に遅れが出ているのか
"ものづくり"業界は静かである。

花開く前の肌寒さ

今日4月18日は、曇りで肌寒い朝を迎える。
春の装いで出社したがちょっと早かった。

今日から二日間立会いで、顧客先より三名の来客予定である。
設計も制御も調整も、高度な装置で担当部門は、毎日遅くまで
残業を繰り返して今日を迎えた。

立会いは装置メーカーにとって、一番緊張する時間であり
まな板の鯉のような心境でもある。

しかし若い担当社員にとって、大きく飛躍できる勉強の
時間でもある。立会いを繰り返し一歩一歩成長し
指摘事項を噛み締めながら、彼らのスキルアップが出来ていき
次のより高度な装置の製作の糧となることは、間違いない

こんな小さな会社で、こんな高度な装置を作れる事に
プライドを持って、社員たちは進んでもらいたい。
いつか一流になることを目指して。

義兄の葬儀

身近な人の葬儀に参加するたびに、人の終わりのはかなさに
心が痛む。多くの人の見送りを得て人生の卒業式を
終え、どこへ行くのであろうか。
一般的には、仏教の教えのなか極楽浄土へ向かうと
あるが確認した人はいない。ふとそんな事を考えてしまう
遺族の心の中に、思い出として存在するしかないのか
それも月日とともに、うすくなっていく。
時折の仏事の中で、思い出され語られる時々の記憶の人
となってしまう。葬儀に参加するたびに父や母、妹の
生前が記憶によみがえるが、普段の生活の中では浮かんで
来る事は少ない。それでも逝去者は子供や兄弟、友人、知人の
心の中で、生き続けていくのであろう。
何かしら人生の生き様の教訓を与えながら。
人は何時かは迎える卒業式まで、今日も懸命に生きようと
頑張っている。

山形大学に要望書提出

4月14日予てより長井市に、山形大学工学部の
サテライトキャンパス創設を、長井市と地元企業の中で
熱望しておりまして、様々なレートを通じて大学側に
打診しておりました。長井地区の会議所、市当局、企業等の
コンセンサスの中で、大学側から要望書を提出してくださいとの
事で、長井市長と関連部署共々、山大工学部を訪問し
学部長、副学部長との、懇談を持ってまいりました。
学部長を始め、工学部側の答申は非常に好意的なものであり
創設に向けて、様々クリアしなければならない問題も多々
ありますが、今後に向けて大きく前進できる会議で、ありました
地域の活性化を含め、"ものづくり"の地域の次世代の
技術的、経営的なスキルアップに大学の技術や、若手教授の
頭脳と研究結果は、当地区にとって今後欠かせない
物であると確信して、まいりました。
早急な創設を願ってやみません。

春の風が強い

此処一週間、社員の葬儀出席の休暇が多い。
漸く春の訪れを迎えたのに、人生を卒業してのお別れが
多い時期のような感じであり、私の親族の中でもあり
私とあまり年齢の違わない、人達もお別れしていく。
一度は皆其の時期を迎えるのに、何時もはあまり深く
考える事もないままに、忙しい毎日に追われているのが
常である。葬儀の日や入棺、等仏事の日取りと仕事の
予定日の重なりで、戸惑う事がしばしば、仏事の時だけは
ゆったりと気持ちに余裕をもち、其の方を思い送って
やりたい。日頃いかに心忙しく過ごしているのか
こんな時しみじみと感じる、今日この頃である。
春の風にふかれて、故人は天上へと旅たっていく。