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立秋(8月7日)

おはぐろトンボが、工場内まで入り込んで舞い
朝夕の気温が、すこし肌寒く漸く過ごしやすさを感じる

蟻達の土建やさんが、せっせとトンネル工事で新しい
巣作りに励んでいる。ひとつひとつの砂粒を口にくわえ
地中からそとに、運び出している。勤勉なその働きに
しばし見とれる。

寝不足の連日

女子サッカーの快挙。ロンドンが日本選手の活躍で暑い

その反面、国内政治は自党の思惑が、第一の泥仕合。
国民の生活が第一?。国民のことなど何処吹く風の離れたり
くっついたりの、貧相な戦いにうんざり。

ロンドンのオリンピックでの、寝不足状態での観戦に
喜びを感じる連日で、国内政治などなるようになれの
心境で、ますます若者たちの政治離れが進む昨今でもある。

放射能

(1945年(昭和20年))8月6日
広島市への原子爆弾投下人類で日本人が、初めて放射能を
浴びる。今から67年前の今日の日付である。

私四歳の太平洋戦争末期のころである。神奈川県横須賀市より
白鷹の母の実家に、母と妹と私の三人が逃げるように疎開して
来たばかりの時期だったと思う。

67年経過しても心に大きな傷を抱えながら苦しんでいる
人達がいる。

3.11は天災とはいえ、原発事故による放射能の拡散は
人間の科学に対する奢りから出た人災である。

又長い長い歳月を放射能の恐怖におびえながら、
戦争の知らない世代が生きなければならないとは
我々世代の怠慢が巻き起こした歴史でもある。

真夏の空の表情

ロンドンは肌寒い気候だという。それでも祭典の熱気は
ピークを迎えている。日本は連日の猛暑。

もう直ぐお盆休みを迎えようとしている。今週一杯が
最後の仕事の追い込みになる。

ふと空を眺めその移り行く表情に、夏の終わりの
始まりを感じる。





若者のメダルラッシュ

日本選手のロンドンオリンピックでの、活躍は眼を見張る
ものがあり、昨日は内村航平の28年ぶりの体操個人総合"金"
を始として、連日銀、胴のメタル取得が続々。
オリンピックの世界でも続々と世代交代が起きていて、
若い世代に、メタル取得者が次々と受け継がれている。

"ものづくり"の世界においても世界間で、勝手の覇者日本から
若い東南アジア地域の国々に、技術も生産工場も
続々とバトンタッチされている現状であり、時代の流れを
痛切に感じる。

人口分布も正三角形の状態から、台形或いは逆三角形に
変化していく若者の裾野が薄くなっていく、成熟国家と
若者の裾野が富士山のように広く、安定した人口年齢分布の
発展途上の国々のエネルギッシュな、経済活動は
かって我々が歩んだ"いつか来た道"でもある。

「年をへし糸の乱れの苦しさに、衣の舘はほころびにけり」
 義家と貞任の やりとりを共感できる今の世界の
情況かもしれない。