HOME > 記事一覧

秋の宝石

漸く秋を思わせる、紺碧の空
朝露にしっとりと濡れ、鮮やかな紫 紫式部の美しさ



北上川流域ものづくりネットワークの皆様来社

岩手県のものづくりネットワークの方々が、長井市の
長井工業高校と地元ものづくり企業との、連携体系を視察
に、昨日(10月3日)長井市を訪れ、長井工業高校と
地元企業の数社を訪れ、ヒアリングを行っていきました。
当社にもこられ、様々の意見交換をおこないました。
長井市訪問は、これで2回目だと記憶しています。

参加者は
*谷村代表(谷村電気精機㈱会長) *佐々木委員(盛岡工業高校校長)
*上野委員(トヨタ自動車東日本㈱ 岩手工場副工場長) 
*三浦委員(黒沢尻工業高校校長)
*高橋両盤インダストリアルプラザ専務 
*八重樫黒沢尻工業高校専攻科長 *織笠コーディネーター
*木村事務局長 *中村県南局産業振興課主査の九名の方々で、

東北はひとつの感覚で工業高校と行政、企業
の連携や協調体制を持ち、"ものづくり"人材の更なる育成と
東北の"ものづくり"拠点のさらなる活性化を図るべき努力が
必要ではないかの、結論に達しました。

地域景況の変化

リーマンショックの情況に、匹敵するような昨今の
地域経済の縮小が、主に製造業関連に圧し掛かってきている
関連業者の売り上げカーブが、右肩下がりのグラフを
示し、国内製造拠点の整理や合併が、急速に進み
此処置賜地区も例外ではなく、ちょっとやばい感じの
秋を迎えている。震災復興の仕事で人員不足の建設業界とは
対照的な、"ものづくり"業界の姿が徐々に浮き彫りに
なってきてるのが、現況の地域景況である。

此処長井地区、経営のトップの次世代への移行が此処に来て
かなり進んできている。時代の大きな変わり目といえ
彼らにとっては、大変気の毒なバトンタッチであると
思うが、新しい発想や過去に囚われない、経営思想の中で
この難関な、時期を乗り越えてもらいたい。
政治の世界も若い発想と、真に国を思い経済を新しい方向で
推進していこうとする、政治家たちは沢山居るのに
古い老齢な厚い壁が、ふたとなって其の力を発揮できないで
いる姿も見える。地域の活性化は業種ごとばらばらな
思いでの方向ではなく、いまや連体と連携を第一として
地域経済の方向性を模索する、時代に入ってきたのでは
なかろうかと考えられる。政治も産業も地域民も
昔の隣組の"とんとんとんからりんと、となりぐみ"の
歌にあったように、助けあい、協力しあいの精神を構築
していく事が、現況を乗り越える妙薬であろうと思う。

山形大学工学部と長井市の協力関係調印

山大工学部(飯塚学部長)と長井市(内谷市長)
の提携調印式が、10月1日タスホテルにてむすばれました

予てより、長井市より要望していました、山大工学部の
様々な研究実績や知識を、地元企業群の"ものづくり"技術
との融和の中で、お互いのより一層の発展を図ると供に
地域産業を産学官の、連体と協調の中で現状の閉塞感を
打破したい、思惑を持って要望を進めて、来ましたが
漸く、第一歩を踏み出すこととなりました。

交流の場をいずれ、タスビル内に設置し工学部教授陣と
地元関連企業との、交流を活発に推進して行くことに
なると思います。

長井工業高校50周年を迎えて、地域に感謝

9月29日、県立長井工業高校の50周年行事が、当校
体育館で、式典、記念講演、そしてホテルタスで
記念祝賀会が、開かれました。地元長井市長を始め
50年の歴史の中で、様々な場面で関わっていただいた
多くの方々、同窓生も含めて大勢の参加者のもと
行われました。

特に祝賀会には、地元企業の方々も忙しい中参加いただき
大変意義ある、昭和37年4月の開校以来半世紀に
わたる歴史の日を祝っていただきました。
私も、主催者側の式典部会長として、一日を過ごしてまいりました
この歴史の中で、当校の地域のなかで果たした役割は
大変大きなもので、あったと思います。

しかしその影には、時代、時代の様々な場面で常に
本校に関わってくださり、物心両面で支えてくださった
行政、地域企業群、地域民、数え切れない方々を
無しにしては、この記念行事は語れません。
正に、感謝の一字に尽きる、一日であったと思います。

私も、同窓会長や体分後援会長を長年勤めさせて
頂きましたが、今期を最後に辞任する事になりました。
長年、地元企業や同窓生の方々に、ご支援をお願いし
いつも笑顔で受けていただいた事に、心より御礼申し上げます
ありがとうございました。