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産業短期大の生徒実習

11月5日より一週間弊社での、体験実習を引き受ける。
機械制御、ソフト関連の勉強をやっているといいます。

2年間の在学の中で、どれだけの知識を学んでくるかは分からないが
現社員の中にも、2名ほど同校卒業生が在籍しているが、いずれも
優秀な実績を残しており、顧客各位にも設計の指名が来るほどで
あり、彼も原石としては磨けば必ずや光るものと思われる。

装置産業にとっては、マシン設計は根幹になるが、制御設計が
その装置の良し悪しを決定するほどの、奥の深い分野でもある。
海外出張においても、主力は制御部門になるのが普通である。

若いうちにグローバルな世界を経験することが、次世代の世界の
中での、日本の技術力を発揮できる基礎となるものと信じる。
若者には目的を持って、自分自ら自分の能力を高めることに
時間を使ってほしい。

目一杯の営業行脚

専務を先頭に常務、社長の三役陣の打ち合わせ出張がかなり頻繁に
行われている。県内県外と週一位のペースで出かけている。

新規の顧客の割合が多くなっているが、その分遠方に出かける度合いが
高まってはいるが、景況の悪化時には次の仕込みを足で稼ぐ
事をためらってはいけないと、活を入れつつ鼓舞している。

「動かぬこと山の如し」的感覚は捨て攻めの戦略で、営業方針を
確立、フットワークを軽くし自社の技術をより多くの顧客に理解して
いただく。従来の不況の嵐をじっと身を縮めてやり過ごす方法は
この変化の早い時代には、そぐわない。

フリーな感覚の中に、新しいチャンスをつかめると思い、
今日も、社長、専務が出かけている。

寺泊の海と弥彦神社

10月3日、企業視察を終えて寺泊のホテルの朝、海は波が高く
白くまだら模様。
帰路弥彦神社の観光をして、帰途に着く。

新潟は企業の集積が、多く又観光地がにぎわい特に海産物の豊富さは
先月いわき市を、訪れたときの海産物市場とは、客も品物とも
格段の差があったように、思えた。3.11の影響があった所と
無かった所の違いがはっきり表れていたようにおもえた。
新潟県の様子は、我が山形県と比較しても、活気が違うし、ものづくり
に関しても、規模が違うように感じてきた。


カタツムリの歩み

過去三ヶ月から、製造業の受注量減少はとめどなく下降線を
推移している様に思われる。
大手デジタル家電業界の不振も、さることながら
中国、韓国の反日機運が、今大きく日本経済に影を落とし
リーマンショック以上の、景況の悪化が進行している。

政治もだらだらと、与野党意味も無い争いの中で経済の再建も
3.11復興も、カタツムリの歩みのごとく遅い現状である
政治家達の、我田引水のみにしのぎを削る今国会の様子に、
この日本も落ちるとこまで落ちないと、修正できないのかな。
少子化を憂い、出産を奨励しさまざまな施策を試みている
いる様だが、その子達の将来を考えているのか、はなはだ疑問を
感じる。

その場限りの小手先的、政治の繰り返しではならないのに
現状はそうである。粒の小さい議員たちでは無理も無いか。
一度過去を振り返って、温故知新の中から長期にわたる日本の
方向性を示す、政治家の現れることを切に願うばかりである。

赤い月

  • 赤い月
帰宅時六時東から上る、10月末の月
晩秋の紅葉を反映したような、赤い月しばし車を止めて見とれる。

明後日から西置賜産業会の研修視察に、新潟三条に出かけます。
特殊な仕事"磨き屋集団"の様子を、会議所、長井市の方々も
参加して、12名ほどで行ってきます。各地で新しい産業を模索し
これからの"ものづくり"の多様な方向性を開拓している様子に
地元も安閑としていられない気持ちです。