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巳年を迎えて24日目

光陰矢のごとしとは、真に的を得た言葉であり時間の流れは、真に速い
新しい政府も、毛利元就が三人の子供達に語った、三本の矢の思いを
取り入れた、「金融政策」・「財政政策」・「成長戦略」を三本の矢に
たとえての同時進行を行うことで、国家の再生を図ろうとしているが
今のところ、雰囲気的にはうまく流れているように見える。

私にも巳年と云うと、特別な思いになる過去五回の巳年を向かえ、それなりに
充実感と希望一杯に、生きてきたつもりであるが、今年は六回目の巳年
そして、年男であり最後の巳年か、それとも次の巳年を迎えられるか
微妙な、これからの12年の歳月である。

さて巳とはどんな意味を持っているのか、元来巳と云う漢字は胎児を表した
象形文字だといわれている、古墳などから発掘される勾玉も、胎児を象った
ものであると、言われているが漢字の巳は、蛇が冬眠から覚めて地上に這い出す
姿をを現した象形文字だといわれている。

十二支の動物の中で、脱皮するのは蛇だけであり、脱皮して成長するさまを
「復活と再生」を連想させ巳年は、新しい物事の始まりと新しい時代への
再生と、探求、情熱をもう一度奮い立たせて六回目の巳年を、生きようと思う。

ミルク色の海の中

出勤時濃い靄に包まれ、未透視悪く道路はつるつる。
幻想的景色の中、通勤する。

今日も宮城より来客あり、忙しい一日になりそうである。
忙しい中での、管理部門の人員を探してしているが、中々即戦力の人は
いない。雇用推進を国は奨励しているがどうしても、ミスマッチが伴い
育て上げるのに、時間がかかりどうしても、即戦力の伴った人を探しざるを
得ないのが、小企業の宿命である。

"誰かいませんかね"

元横綱大鵬の逝去に思う

同年代の元横綱大鵬の 納谷幸喜さんの逝去に悲しみを深くする。
同じ年代の、貧しい少年時代を納豆売りや、新聞配達をして母を支えたという
自分の身に重ねての、心の支えで頑張れた人生の中、人生のヒーローが
又一人逝ってしまった。

彼のまっすぐで優しい生き方によき昭和の時代を懐かしく思う。
豊か過ぎる現代の中で育つ若者たちの間で、人に対する優しさや思いやりの
欠如、いじめや暴力の蔓延する事例を目にするたび、豊かさと、貧しさ
を比べてみたとき、どちらの環境で少年時代を過ごしたほうが、後々の
生き方に、よき結果をもたらすかは、考え方によるでしょうが、
私にとっては、貧しさや苦労の中でこそ、心の成長が促される気がします。

昭和のヒーロー元横綱"大鵬"に、合掌。



映画「東京家族」を見に行く

妻に誘われ、山田洋次監督の「東京家族」を米沢のマイカルに見に行く
山田洋次81本目の監督作。映画監督生活50周年を機に、名匠・小津安二郎の
「東京物語」(1953)にオマージュをささげた家族ドラマ。

瀬戸内海の小さな島に暮らす平山周吉と妻のとみこは、子どもたちに会うために
東京へやってくる。品川駅に迎えにくるはずの次男・昌次は間違って
東京駅に行ってしまい、周平はタクシーを拾って、一足先に郊外で開業医を営む
長男・幸一の家にたどり着く。

すれ違った周平も遅れてやってきて家族が集い、そろって食卓を囲む
「東京物語」の舞台を現代に移し、老夫婦と子どもたちの姿を通じて、
家族の絆と喪失、夫婦や親子、老いや死についての問いかけを描いている。

橋爪功演ずる平山周吉と妻とみこを演ずる吉行和子の、私らと同年代の夫婦の
設定の中での、老いと死について深く感動させられ
久しぶりに山田洋二監督の世界を、堪能してまいりました。
橋爪功演ずる平山周吉のように、妻なき後自然体で一人生きることが
できるかどうか、はなはだ自信なく成らば妻より先に、逝きたいものである。

1月19日 大寒の前の日

週末を迎えて、今週の欠勤者が見白押、天候も積雪も最悪の一週間であった。
昨日の吹雪も激しく、今朝は風は強いが日が差し久しぶりに、青空を見る。
来客も一段落、来週の立会いに向けて今日は全員出勤日。

世界を見回すと、いつもどこかで人と人との殺し合い。国と国とのいざこざの
中で、武器を使用しての打ち合いが、どこかで毎日のように起きている。
平和と云う文字が、ごく一部のところでしか通用しない時代。
改めて、日本と言う国を見直してみる。世界の中で一番長く安定して
王家が存在しているのが、日本だよと長男が言う。

歴史では、様々な政治の争いごとが続いていたが、天皇家だけはいつの時代も
滅びることなく、続いてきた。言われてみればフランス革命、ロシヤ革命
4000年の歴史の中国でさえ、何回も王家は変わっている。
日本の天皇家は、形は変わってきても現在まで一度も遺伝子を、絶つことなく
現在に至っている。単一民族の連帯の強さを感じる。