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照明電気代三割安

今回事務所蛍光灯を、LED蛍光灯に取替えて見た。

明るさは約1.2倍、寿命は約5倍、諸費電力は約0.6、従来の蛍光灯と比べて
の値であり、LED一本あたりの価格が一般工事費を含めて、4500円で済む

投資金額の回収が約4.5年かかるが、昨今の電気代値上げを考えると
工場、事務所等でのLED化はやっておくべきであろうと考えられる。
LEDはもちろん国産品である。
随時工場内照明を全部、LED化するつもりであります。

自然淘汰への憂い

県内"ものづくり"の中小企業経営者のモチベーション低下に、憂いを感じている
アベノミクスの景況上昇政策が、今盛んに叫ばれていながら
工業系"ものづくり"企業の状況は低下の一途をたどっているのが現状であり
受注価格体系が一部では、恐ろしく値引き合戦になっているという。

設備投資等も、国内全体では四半期ごと0.01パーセントほど上昇してるというが
こと製造業に関しては、9.1%ほど下降しているのが現状であり、生産機械の
更新も長いことストップしているのが、現状らしい。

電気代やガソリン等の経費が、増大し設備更新などできる状態ではなく
少ない仕事量の確保に、値引き合戦が激しいと聞く。

そんな中で、中小経営者の中では現状の生産機器がだめになるまで
続け、後は野となれ山となれの心境でやめるときの負債を、限りなく少なくし
廃業を行おうとする、企業経営者の考えが多いと聞く。
よってぎりぎりの値引きで、少ない仕事確保に凌ぎを削っている状況が
今であると、設備販売関連の営業マンたちが、異口同音で語っている。

地の利への感謝

豪雨、竜巻、台風、崖崩れ、水害、地震等日本列島のどこかで、毎日のように
報道をにぎわしている。

考えてみれば、ここ長井地区に住む我々住民にとって、それらの被害に
付いては、比較的少ない。四方を山に囲まれた盆地の性か、過疎化と雪害以外
目だった災害が少なく、四季折々の美景に包まれ人情の厚い住みやすい町である。

時として地域のよさを忘れがちであるが、故郷としての役目は
十分すぎるほどの条件を備えている。時折都会からの訪問者の方々が
いい町ですねとほめてくださるのも、あながちお世辞だけとは思えない
今日この頃の思いである。

みーんみーん

窓際のケヤキの中から、みーん、みーんと晩夏を惜しむように
みんみん蝉の鳴き声が、心に染み入る。

最近相続税対策としての、各機関の資金運用に関する勧誘が多い。
妻を相手に、説明訪問を繰り返しているらしい。
たいした財産も無いのに、ほっといてもらいたいと思う。

考えて見ると、私も人様に心配してもらうほど歳を重ねてきたのかな、と
ありがたいやら、空しいやら複雑な心境になる。
やがて来る、かなかな蝉の季節まで、一生現役の中でみーん、みーんと
なき続けるのも、生き方だと思い、其の泣き声に耳をしばし傾ける。

晩秋の収穫を目指して

8月の一山を終わって、仕事も一段落静かなひと時の中で、営業担当社員の
県外出張予定が目白押しに、始まった。取引先との新規物件の打ち合わせ
あるいは、仕様の確認、見積と受注の種まきに、社長を先頭に営業担当専務
達の動きが、活発化する9月の日程である。

ようやく設備関係の問い合わせが、活発になりつつあるが、打率はまだ
中々あがらないのが、現状である。
見積、受注、仕様打ち合わせ、設計、製作と収穫まで3ヶ月ほどかかるのが
私どもの仕事の流れである。

熱い季節の種まきも、様々な要因の中で思うように行かず、静かな日々を
過ごしてきたが、ようやく初秋を向かえ秋野菜の収穫を、目指して
仕込みの動きに活発に、始動し始めた。