リターンとリスク

四月からの新しい"ものづくり"システムを目指して、社内は社長の思惑と
方針を具現化するため、必死の努力と計画遂行を行っている。
一時的ではあるが、受注量も増え収益は別としても忙しい日々の中で
従来の"ものづくり"体制から、時代と社内現況に即した新生産システムを
構築して行かなければ、ならないというのが社長の基本的考えである。

従来ライン生産体系が、この地区においても主流でありそれらの維持が
長年続いてきたように、思える。
それと同時に"待ち"の営業手法が主体の経営が幅を利かせ、比較的リスクも
少なく推移してきたように思える。
ライン生産は、量産製造には力を発揮し単一受注量が多ければそれなりの
リターンを受益し、安定した経営に寄与した時代もありましたが、
現状の国内"ものづくり"企業においては、少量多種生産の状況に大きく
変わりつつあるのが、現状でありやり方によっては、小ゼロ細企業にとっては
ぴったりのチャンスでも、あると考えられる。

もちろんそれらに、対応するには新しい生産システムと、組織を構築する
必要に迫られる。
今後とも生き残り、リターンを望むのであればそこにはリスクを受け入れる
勇気と決断が全社的に、必要となるのは間違いない。
今回の社長の決断と方針には、創業者としての最後のリスクを背負い
共に力を注ぐつもりである。

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