地方景況の分岐点

円も97円前後、株価平均も14000前後で、落ち着いた現状。
全般的に景況の静かな上昇が、報道される中TPP交渉も速度は、遅いながら
確実に進んでいるように、思える。
現政権の大きな政策、消費税アップもTPP、進行も考えて見れば
野田前政権が、党の弱体と政権明け渡しと云う大きな犠牲を払って、
決定したものを、現在の安部政権の基本政策になっているともいえる。

そんな中で、公共事業の分野での景況はうなぎのぼりの状況を示しているが
国内基幹産業の"ものづくり"部門に関しては、ぱっとしない状況が続いて
来ています。特にこの分野は中小の企業数が地方にも大きな裾野を持ち
兼業農家の雇用を引き受け、いわば地方農家を支えながら、各種の社会保険
の企業負担に、喘げながらの雇用である。

地方における"ものづくり"産業の景況もアベノミクスの浸透が、大分遅れて
いますが、そろそろ此の10月~11月が、助走に向かう分岐点になる
雰囲気になりそうな感じがしてきています。来年3月までの納期を鑑みての
設備見積もりや、設備改造等の引き合いが、急激に増えてきている。
しかし中々受注には、結びつかないが各社揃って時間だけは空けといてね
と、言われるらしい。決まる前に言われても中々難しいのが予定である。

この記事へのコメントはこちら

以下のフォームよりコメントを投稿下さい。
※このコメントを編集・削除するためのパスワードです。
※半角英数字4文字で入力して下さい。記号は使用できません。