ものづくり地域景況の今

アベノミクスの推移は、公共事業や高額商品の消費増に支えられ
総理の思惑通りの歩みを刻んでいる様に、一見見える。

しかしながら"ものづくり"分野においては、前年度を大きく下回っている
感じがする。関東地区、新潟地区、仙台地区、東北全般の状況は
確かに見積依頼の件数が、此処2ヶ月ほど増えては来ているが、中々受注に
結びつかない。車関係も国内生産数の落ち込みもあって、設備投資は-9.1%
の状況で推移しているようである。

今年は西置賜地域の製造業の件数も近年になく、不況型理由で減少し
雇用も建設関連の事業所に、頼らなければ成らない状況に陥っている。
長年"ものづくり"の町として、基盤技術の優位を誇ってきた長井市にも
一抹の憂いが漂う現状の状況である。

しかしながら、地元工業高校を抱え90%以上の卒業生の地元定着率、
人材には事欠かない、この地域にとって"ものづくり"産業の重要性は
不変のものと思っている。年末にかけての景況アップの光も見え始める
要素も、感じられる。
今日の私の運勢は、山形新聞に記載されている文によると
目の前の霧が晴れて、みとうしが良好とある、しばしの辛抱であると思われる。


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