久しぶりの映画鑑賞

妻に誘われ、映画鑑賞に行く。水谷豊と伊藤蘭が主演「少年H」
1997年に発表されベストセラーを記録した、妹尾河童の自伝的小説を
実写化したヒューマン・ドラマで戦前から戦後までの神戸を舞台に、
軍国化や戦争という暗い時代の影をはねつけながら生きる家族の姿を
見つめていくストリーであった。

私の1歳から5歳までの横須賀市での人生に重なるようで、記憶は微かですが
この映画を見ていたく感激して来ました。

私は当時赤ん坊だった妹と母親と横須賀の海軍工廠から、インドネシァの
スラバヤに軍属として、海軍関係の船舶メンテ要員として出向していた
父を待ちながらの、母子家庭で第二次大戦終戦半年前まで生活してました。

東京大空襲に向かうB29爆撃機が横須賀上空を通過しながら、焼夷弾を雨のように
降り注いでいた、光と轟音を崖プチに彫られた、防空壕の中から
覗いていた記憶が、かすかに思い出されていました。

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