第六勘の働き

最近の世の中政治、景況、外交、会社経営に関しても、蓄積された
データーの分析から、判断することが主流になっていて、人間本来持っている
胸騒ぎや勘で方向を定めるということが、ほとんど無くなってきている。

もちろんその勘でさえ、経験や知らず知らずのうちに自分の体に蓄積
された、体験と云うデーターから湧き出てくるものであろうが、それとは
又別な、第六勘(動物的勘)も時には役に立つ。

私など会議の中で、時々仕事に対してちょっと無理でない、今回は辞退したら
と専務や社長に、助言するがどんな根拠と聞き返されるが、確かにデーター
上では、納期も価格もやれることになっているが、何かありそうで他の
顧客先に、その物件を受注することで納期的迷惑をかけそうで、勘が働く
大概は、そんなとき設変や追加で仕様が決まらず、日程的にも価格的にも
最初の仕様が、大きく変わってきて受注先とのトラブルになるから不思議である。

遊びの時間の無い日程や価格では最後は、大きな損失をこうむることになる。
受注先の癖も良く理解したうえで付き合うことも、大切で有る。

この記事へのコメントはこちら

以下のフォームよりコメントを投稿下さい。
※このコメントを編集・削除するためのパスワードです。
※半角英数字4文字で入力して下さい。記号は使用できません。