椅子と伐り株

職探しをする、若い人たちが今多い。
理由が今までの職場が自分に合わないから職場をやめたら、中々次の職場が
見つからないと言う。決して求人がない訳ではない。

自分に合う仕事が無いという、前の仕事はどのくらい勤めたのと聞くと
大概一年以内でやめている。退職した理由はいろいろあるが、ほとんどが
自分に合わなかったという。

職場に自分を合わせると言う発想が無い。自分に職場が合わせてくれるとこら
を選ぼうとしている。「では貴方は何ができるのですか」と聞くと返事がない
そこに伐り株があったから、ちょっとかけてみた、すわり心地が悪いから
また別の伐り株を探す。

椅子取りゲームは限られた椅子をそれにかけたい人が
凌ぎを削ってタイミングを計り、回る速度を調整し努力して、椅子をゲットする
それが、我々の生き方であったのにと、椅子取りゲームに例えて話してみるが
中々理解してもらえない。

能力を度外視して、能力以上の職場を探し続けている。
伐り株は、変えるごとに低くなるのが通常であることを、知って職場を
探すか、忍耐して努力しその職場で自分の能力を磨いて、伐り株を椅子に
変えていくか、能力を蓄えてから職探しをするか、
でないと座りたい椅子など永久にゲットできないと思う。

うまい例えですね

青い鳥症候群という言葉もあります。
転職を繰り返して定職に付かない人。

「もっといい職場があるはず」
「自分の能力を活かせる会社があるはず」

相当の能力がある人であれば、職を変えるごとに給料も上がっていくのでしょうが、そんな人は一握りでしょう。大抵は職を変えるたびに給料も下がっていきますね。

本人がそれでいいと思えば、それでいいのでしょうが。。。
2013.02.08:とおりすがり:[編集/削除]

とおりすがりさんへ

金の卵世代の、私など働く若者たちの気持ち、中々理解できない
世相の時代に思うこと、「思えば遠くに着たもんだ」と
心でつぶやいています。
2013.02.08:吉田:[編集/削除]
ttt

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