さすが基幹産業

トヨタ自動車が1兆500億今期の利益上方修正と、報道あり
沈み行く景況の中で、明るいニュースである。

さすが日本の基幹産業の車作りである。「軽薄短小」の"ものづくり"が
軒並み不振の現況の日本。「重厚長大」の部門が一人頑張っている
この部門は、基礎的技術の長い積み重ねがあってこそできる"ものづくり"
であり、軽々しく家電のようにお隣の国が、追いつける技術では
ない。

突然のように新設大学許認可問題が浮上し、報道をにぎわしているが
現況高校卒業生の半分は、大学に進学しているという。
世の中二人に一人は、大卒者の時代。然るに文系にくらべ理工系の
大学数の割合は、非常に少ないように思える。高校にいたっては
普通高校と実業高校との生徒募集数が、約七対三の割合で推移している
様であり、"ものづくり"産業を基幹とする日本経済をみるとき
教育と産業の乖離を思い、大きな疑問を感じている。

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