命の奪い合い

毎日のように、報道関係で知人どおしあるいは、隣人どおし
親が子を、子が親を殺傷する事件が報道されている。
悲しいいことである。

それらはともすると、人口密集地の住居地で起きている。
人と人の付き合いは、ある程度の距離感が、必要なのかも
知れないが、なかなか現代では難しい問題なのかも知れない。

近い関係だからこそいたわり合って生活するのが、本来であるのに
ついつい自分の我をお互いに通してしまう。行き過ぎると
どうにも心を制御することができず、自己の破滅までに進んでしまう

元警視庁の幹部まで勤めた人が起こした事件、86歳という生涯の晩年
を向かえ本来ならば、好々爺で穏やかな生活だったろうに
自分の命までかけて隣人に対する憎しみを晴らす
その心とは、いかなる思いであるか、計り知れない
人間の奥深く潜む本能に深い悲しみを持つ。

物質文化の繁栄の中で"足ることを知る"の思いが薄れ行く時代。
一度原点に戻って、自分の生き方を考えてみる事件でもあった。
せめて近隣者とおし、仲良く暮らせる環境をみんなで作って
いかなければ。

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