地域景況の変化

リーマンショックの情況に、匹敵するような昨今の
地域経済の縮小が、主に製造業関連に圧し掛かってきている
関連業者の売り上げカーブが、右肩下がりのグラフを
示し、国内製造拠点の整理や合併が、急速に進み
此処置賜地区も例外ではなく、ちょっとやばい感じの
秋を迎えている。震災復興の仕事で人員不足の建設業界とは
対照的な、"ものづくり"業界の姿が徐々に浮き彫りに
なってきてるのが、現況の地域景況である。

此処長井地区、経営のトップの次世代への移行が此処に来て
かなり進んできている。時代の大きな変わり目といえ
彼らにとっては、大変気の毒なバトンタッチであると
思うが、新しい発想や過去に囚われない、経営思想の中で
この難関な、時期を乗り越えてもらいたい。
政治の世界も若い発想と、真に国を思い経済を新しい方向で
推進していこうとする、政治家たちは沢山居るのに
古い老齢な厚い壁が、ふたとなって其の力を発揮できないで
いる姿も見える。地域の活性化は業種ごとばらばらな
思いでの方向ではなく、いまや連体と連携を第一として
地域経済の方向性を模索する、時代に入ってきたのでは
なかろうかと考えられる。政治も産業も地域民も
昔の隣組の"とんとんとんからりんと、となりぐみ"の
歌にあったように、助けあい、協力しあいの精神を構築
していく事が、現況を乗り越える妙薬であろうと思う。

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