時間が風化を誘う

福島出張工事で、社員三名ほど朝早く出かける。
昨年3.11以降、社員たちの間でも福島出張というと
原発地点から何キロ離れているのと、距離を気にしながら

高速道路を走るのでさえ、多少躊躇の気持ちがあると
言っていたのが、時間の流れとともに放射能のことに
ついては、あまり気にしなく出かけるようになってきた。

原発も事故当時と今もあまり変わりはしていないのに。
「喉下過ぎれば暑さ忘れる」のたとえで、時間の経過と
ともに、事故現場の様子、復興の様子も最近報道する事が
とても少なくなってきている。

政治も全ての問題を結論を急がず、ずるずると長引かせる
事で、国民の心を風化させようとしているのかな。

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