放射能

(1945年(昭和20年))8月6日
広島市への原子爆弾投下人類で日本人が、初めて放射能を
浴びる。今から67年前の今日の日付である。

私四歳の太平洋戦争末期のころである。神奈川県横須賀市より
白鷹の母の実家に、母と妹と私の三人が逃げるように疎開して
来たばかりの時期だったと思う。

67年経過しても心に大きな傷を抱えながら苦しんでいる
人達がいる。

3.11は天災とはいえ、原発事故による放射能の拡散は
人間の科学に対する奢りから出た人災である。

又長い長い歳月を放射能の恐怖におびえながら、
戦争の知らない世代が生きなければならないとは
我々世代の怠慢が巻き起こした歴史でもある。

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