まちぼうけ

「まちぼうけ~まちぼうけ~ある日せっせっせと野良稼ぎ
そこへうさぎがとんできて~ころりころげる木の根っこ~
~・・・」
おなじみの童謡の一節である。
しかしこの一節のなかには、深い意味が込められていて
とても残酷だったりする。

記載を調べてみると中国が
前漢の時代宋の国の農夫が、田んぼの中の切り株に
うさぎが衝突して、首を折って死んだのを拾って以来、
これに味を占め、農業をやめて切り株の番をして暮らし、
国中の笑い者になったという故事が含まれているという。

意味を調べてみると、何時までも昔どおりのやりかた以外に
新しいことの出来ない人や、旧習にこだわってまるで融通の
きかない者のことを指す言葉だという。
自分に都合の良いことは、そうそう簡単に起こらないとも
いえる。

さてこんな事を考えていると、この農夫と同じような
思いで、このたび四度目の乱を起こしその手法が、
代わり映えもなく数と、選挙と、金を武器に人望を集めよう
とたくらんだ、東北の政治家。
"まちぼうけ"にならなければいいが。

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