母親の香り

今年も社屋敷地の藤の花が、満開になりました。
小指ほどの一本の苗木を、植えてからもう24年も経ちました

花の下にたたずむと、甘い香りがかすかに漂います。
遠い遠い昔、母親の乳房に触れた思いが
かすかに浮かんでくるような。



今朝も五月晴れの良い天気、芝桜やツツジの花々が
初夏の訪れを歓迎するように咲き誇っています。

昨日の金環日食の興奮の名残を静かに、花々は包んで
今日一日の仕事を促しています。


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