タイ国の洪水の影響

徐々に我々にもその影響が出始めてきたようである。
日系企業の洪水による被害は、想像をはるかに超え洪水の
収束も歳を繰越そうと言う思惑で、生産拠点を他のアジア
諸国に移動する動きが、活発になってきている。
日本国内にも一時的であろうが、代替生産の動きが出ているようで
あり、計画生産が大幅に見直しの方向で苦労している
企業が出ているのも確かである。特に車関係においては
日本車のアジアにおける一大拠点として、その地位を磐石に
してきたタイ国、どう復興するのか日本にとっても重大な
懸念材料であろう。東日本大震災で克ってない車生産の危機
を経験し、今度はアジアのデトロイトと言われるタイ国の
洪水被害、それも期間を置かない出の又車生産への停滞要素
である。市場は株安超円高の状態がとめどなく進んでいる。
それに国内ではTPP(環太平洋経済連携協定)の問題で
国内を二分しての攻防で明け暮れている。
国内産業の衰退を、どうにかして防がなければならない
従来輸出産業で国内活性化を、生業としている産業構造を
維持しなければ、その他の産業においても衰退は免れない
感じがする。タイ国に対しても早急で大幅な援助を惜しまず
タイでの日本企業の生産圏域を、今後とも確保していかなければ
韓国、中国の傘下に甘んじる企業群になるのは我慢できない。

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